タレンタイムが来た
朝、布団の中でフズクエ阿久津さんの「読書の日記」をnote版で読む。最近、毎週土曜日の朝に布団の中で読んでいる気がする。土曜の朝のちょっとした楽しみになっているかもしれない。長文で書かれている日記を読む快感。
今週はパウリーナ・フローレス「恥さらし」を読み終え、保坂和志「猫がこなくなった」を再開し、ベルナルド・カルヴァーリョ「九夜」を読み始めている。
「タレンタイム」と言うとてもとても大好きな映画があって、「仮設の映画館」と言うサイトで配信で見たのが初めてだった。「仮設の映画館」はコロナ禍の中映画館に足を運ぶ事の出来ない状況下配信で見られるようにと作られたサイトで今はもう配信期間は終了している。
この映画が大好きな人がここで観られますよと紹介していて観てみた作品。ボロボロに泣いてしまってこんな素晴らしい作品があった事に本当に感動してしまった。今、Filmarksを、見てみると6月11日に
仮設の映画館にて
素晴らしい映画
この監督の作品を他のも見てみたい
と書いてある。
どうしても観たくて配信期間の終了間際にももう一度観た。そしてもう一度ボロボロに泣いてしまった。配信期間が終了してしまって、他に観る術がなくなってしまって、ずっとどこかの配信サービスで配信してくれないか、DVDが出ていればとますますこの映画への想いが深くなっていた。
そして 先日TwitterでDVDが出ているのを知った。嬉しさで胸がバクバクして飛び上がらんばかりの興奮状態。早速Amazonで注文しようとすると1〜2ヶ月待ち、紀伊國屋では品切れ状態に。この時の失望感…思わずTwitterで呟いてしまった。
とりあえずアマゾンプライムでレンタル出来るのでと心を落ち着けていたら ここで購入できますよ と教えてくださる方が。
そして、そして今日無事に英名企画さんよりDVD、冊子、ヤスミン監督の本が届いた。
もう、もう、ひたすら幸せだ。これからいつでも映画の中の人達に会うことができる。そしてヤスミン監督の本もじっくり読もうと思う。
今日はそれからグレッチェン・バラードの新譜も届いた。美しい花のジャケットだ。春が運ばれて来たかのよう。
好きなものと好きなものを好きと言う気持ちを大事に大事にしたい。
*映画
在りし日の歌
*読んでいた本
MONKEY vol.23
庄野潤三「世をへだてて」