戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

夏目漱石「三四郎」

ここに三日これを読んでいた。実は読んだことがなかったのでした。NHKの特集で姜尚中さんが話していたり、この間読んだ茂木さんの本に出ていたり、なんとなく断片的に内容は知っていたりするけれど、断片的に知っているのと読むのとではやはりまったく違…

久しぶりに太陽が顔を覗かせたので洗濯物をいっぱいベランダに干した。 8時半から週間ブックレビューを見る。今日の特集ゲストは津村記久子さんだった。芥川賞受賞作の話とこの間読んだ「アレグリアとは仕事できない」についても色々と話してて、実際にアレ…

朝、仕事場の駐車場に車を止めたら雪がけっこう激しくなってきたので、これは積もるかも、ワイパーをたてておいたほうがいいかなあと後悔したけれど結局積もらなかった。一日中雪は降ってたけど雨まじりっぽかったので。 2月ももう明日で終わりなのに結局雪…

特命係長〜ありふれた奇跡〜アメトーク〜怒りオヤジと何げに木曜はテレビDAY。 ありふれた奇跡の後に世界の車窓からを見る。なるべく見ようと思うけどついうっかり見逃しがち。台湾の旅ももうすぐ一周だ。ああいいなあ〜と思って今度大阪から帰ってくる時に…

津村記久子「アレグリアとは仕事できない」

面白かった〜ずんずんと読んでしまった。そして読みながらどんどんアレグリアというコピー機への憎しみがつのっていった。読んでるこっちまで破壊したくなったよ(笑)機械音痴というのもあるかもしれないけど日々機材やらパソコンやらにかこまれて仕事して…

どんよりどんよりどんよりなお天気が続く。そろそろ太陽の光が浴びたいなあ・・・・。 久々にパソコンでメールを開いたら!!!メールボックスがいっぱいになっていた・・・・。21日以降に来たメールは発信者に送り返された模様・・・・ガーン!!!あわて…

よしもとばなな「彼女について」 

久しぶりにばななさんの小説を読んだ。読み始めたら、あ、っとばななさんの小説の空気がよみがえってきた。ああこんな感じだった・・・・。それから読み進むにつれてどうしてばななさんの小説から離れてしまったんだったかも蘇ってきた。「海のふた」があま…

夕方、ROVOのチケ取りのことで友達とメールする。今年の宇宙の日は子どもの日じゃないけどまたあの空の下で踊れるのが楽しみだ。?さんたちにも会いたいなあ・・・・。あそこでまた乾杯するのだ。 それから仲間でどこかに遠征できたらいいなという話になって…

茂木健一郎「脳の中の文学」

この間立川の本屋さんで手にとって何気なく買ってしまった。そしてふらりと読んだ。ふらりと読み始めたけれど面白かった。やっぱり脳学者?(笑)である茂木さんならではの文学の語りというのか、だからこそ新鮮でもあり、すぱっと、ああ本質をついてるなと…

願いがかなった!嬉しいなあ・・・・また鎌倉に行ってお寺や大仏さんにお礼をしに行かなくては。あ、あと正月におまいりにいった地元の神社にも。 木曜日にはその嬉しい知らせの直前にベルの仲間の娘さんの結婚の知らせを聞いた。仲間は年齢は自分の母親の方…

リース「サルガッソーの広い海」

池澤夏樹個人編集世界文学全集、この間読んだウルフの灯台へと一緒に収められている作品。 「灯台へ」に比べるとずっと読みやすかったけれどどちらが理解できたかと言うとこちらは全然理解できてないんだろうなと思った。池澤さんの解説や、月報を読んで初め…

残念な事

鈴木茂さんが大麻所持で逮捕って…。残念すぎて何も言えない。近年、青山陽一さんのライブなどで生の鈴木茂さんのギターを聞いて感激していただけに余計に。 はっぴいえんどの中の鈴木茂ボーカルの曲は独特の透明な冷たさがあって大好きだ。今日は仕事が休み…

丸谷才一 鹿島茂 三浦雅士「文学全集を立ちあげる」

ああ楽しかった。楽しかったので1日で読んでしまった。だいたいこういうのが大好きだ。授業中とか後ろの文学史を見てるのが好きだったな〜そんな感覚。名前は知ってても読んだことのない作品ばかり。もちろんこの御三方はここに出てくる書物を全部読んでる…

朝から中川さんの記者会見を見て笑ってばかりいたが良く考えたら笑えるようなことじゃないんだよなとか思う。あれはやっぱり失礼な事なんではないだろうか。てか・・・周りの人が止めるべきでしょ。 夜はテレビタックル、報道ステーションを見る。「エルサレ…

ウルフ「灯台へ」

池澤夏樹個人編集世界文学全集の?-01の前半部分。鴻巣友季子さんによる新訳。 読む前はとても楽しみにしていたんだけど最初かなりてこずりました。際立った話の展開があるのでもなく、人物たち頭の中の考えている物事が次々と記されているのと、登場人物のひ…

お天気はあまりよくなくてどんよりとしているんだけど今日は本当にあたたかかった。掃除をしていたら暑くなってしまったので上着を一枚脱いで家中の窓を開けて空気をいっぱい入れた。本当に今って2月? 12日に戻って来てからずっとにやにやとしている。にや…

そう言えばバレイタインだった。何にもしなかった。ちょうど仕事も休みだったし、ダンナは泊りだったし。今年は友チョコだとか逆チョコだとかますます企業の買わせよう作戦がすさまじくてうんざりしてしまう。チョコレート売場に群がっている女の人達の顔も…

te' present's・・・・te'/ MO'SOME TONEBENDER / ASPARAGUS@恵比寿リキッドルーム

国分寺のs嬢宅の近くに最近できたラーメン屋さんに行った。めちゃくちゃ美味しくて感動!また行きたい。 それから恵比寿に出かけて友達と待ち合わせ。ひとり友達がこれなくなったとのメールが入る。残念だなあ・・・年末ゆっくりと話せなかったので楽しみに…

『埋火アルバム発売記念ライブ』埋火 / 山本精一 & 須原敬三@吉祥寺スターパインズ・カフェ

吉祥寺駅の地下の本屋さんによる。岡本かの子「食魔」、吉村昭「私の文学漂流」つげ義春「紅い花 やなぎ屋主人」購入。 けっこう開場ぎりぎりに行ったのにあまり人がいなかったのでどうかなーと思ったけれど始まる頃にはいっぱいでしたね。須原さんとの山本…

夜のバス

一日仕事を終わらせて急いで家に帰り用意をしてバスに乗る。 こうやって日が暮れて高速バスで東京に行くのははじめて。 最初は窓の外の暗やみと車内のこうこうと照らされたあかりが落ち着かず。しかし高速を降りて都内に入っていくと外には夜の街の風景が。…

坪内祐三「考える人」

ウルフの灯台への合間に読んでいて結局こちらを先に呼んでしまった。雑誌「考える人」に連載されたもの。坪内さんの考える考える人たち。その考える人と言う視点で語ることがなかなか難しいと何回も書かれている。視点を変えてその人物を語ると言うのはやは…

新幹線にて東京駅から帰る。すこし時間があったので東京駅構内の本屋さんを覗く。「ダ・ヴィンチ」はもう買うのやめようと思ってたのにパラパラと見てたら後ろのほうに「堀江敏幸の心に沁みたプラチナ海外文学」なる特集が!思わず買ってしまい新幹線の中で…

立川からモノレールに乗る。高い建物が無くなって、住宅街みたいのが広がって、それからどんどん山になっていって面白かった。動物園もあるのね。夕方行ったので行かなかったけど。今度はもっと早い時間に行ってみよう。モノレールに乗ってる間、ずーっとま…

神保町めぐり

御茶ノ水から神保町まで歩く。ちょうど神保町に用事があったので2004年の「東京人・特集神田神保町の歩き方」を持ってマップをみながら歩く。明治大学の凄さにひたすらびっくりした。 道には迷わなかったものの何しろ生まれて初めての古書店街だったので全然自…

仕事、今日はミーティングがあった。2009年の方針みたいのを店長が語る。どんどんハードルはあがり、プレッシャーは高くなる。 物の考え方が自分とはまったく違う事に今更ながら気付く。まあこちらはビジネス用の脳なんてまったく持ち合わせてないのだから何…

物にあたる

今日は物にあたってしまった。朝から色々な事がうまくいかなくて、人の言葉にも呆れることばかりで、日頃我慢してた気持ちや、不満やイライラが爆発してしまった。 家に帰ってきてクリーニングの袋を思い切り壁にぶつける。なにかずっと地下にもぐっていた感…

お昼に友達と東京駅で待ち合わせ。少し早く着いたので初めて丸善に行ってみた。作家を年代別に並べてあったのでへえ〜っと思った。 しかしやはり行き慣れてないのでちょっぴり見にくい…行き慣れてて好きなのは池袋のリブロとジュンク堂、あと新宿ルミネのブ…

見知らぬ町

一日移動していてちょっと疲れた。バスに乗り電車に乗り、乗り換えて。降り立った町は真っさらな住宅地だった。きれいな若いお母さんと子供たち。理想の町…。どこにも手垢じみたものがひとつもないような…。なんだかまぶしく落ち着かなかった。いったいどこ…

阿刀田高 チェーホフを楽しむために

堀江敏幸さんの著書からチェーホフの訳者である神西清を知り、岡崎武志さんの書評でその神西清の「雪の宿り」を読み、そしてチェーホフに興味がわいて本屋さんでこの文庫本を見つけて読んでみようと思った。そうやってどんどんと繋がっていくのが楽しい。 と…