2013-01-01から1年間の記事一覧
13編からなる短編集。最初の2編を読んでもうしびれてしまった。ボラーニョの短編は他の短編とは違った感じがあって収まりのよさみたいな物がなくてだだもうひたすら読んでいく。可笑しみと死の予感。訳者あとがきを読んで長編とのリンクを知る。ボラーニョの…
今日も暑かった。いったいいつまでもこんなに暑いんだろう…朝の天気予報、長野だけ30℃の予報だったんだけど…。 気温は高いけど日は短くなったなあ…日が短くなるとなんとなく寂しい気持ちになってしまうけど今年はいつまでも暑いせいかそんな気持ちにならない…
「長い終わりが始まる」が好きでああいう痛い感じをついつい求めてしまうけどそこは薄めだった。主人公の従兄弟に対する屈折した気持ちと愛情が時間の中にあってそこが良かった。あと嫌な性格と思ってた朝倉についついひかれてしまう(笑)いつのまにか! 町の本…
改装で2週間程仕事を休んでいたけれど週末の開店に向けて今日から仕事再開。すっかり休みボケしていて困った。大丈夫だろうか・・・・。 2週間も休みがあってあれもやろうこれもやろうと思ったのに全然だった。家の中はまだまだものであふれている。 せっ…
NHKで「夫婦善哉」がドラマでやってて(ドラマもとても良かった)そう言えばちゃんと読んだ事ないなと思い本棚から引っぱりだして来て読んだ。「夫婦善哉」の他にも短編が数編入っているんだけど「猿飛佐助」見たいなのもあるのが意外だった。読み物的な・・…
一日自宅で過ごす。 読書、片付け、録画していた映画を見る、を繰り返し。物置部屋とかしていた部屋の雑誌を整理。2003年〜2005年の雑誌をどっさりと捨てる事にした。パラパラと見たら捨てたくなくなるので見ないでえい!と縛っていく。特に音楽雑誌…
ついに読んだ。もっと読むのにてこずるかなと思ったけれど面白くて退屈しなかった。色んなもの放り込んでぐつぐつと煮込んだような濃厚などろどろになかに浸りきったような気がするのになんとなくロマンチックだったりふわっとさせられたりもした。生きる事…
朝、ザーッと言う雨の音で目が覚める。 友達が11月のピットインである山本さんと内橋さんのチケット予約今日からだよと教えてくれたので、朝帰る予定だったバスをお昼のバスに変更してピットインへ行く。今日はあんまり並んでいる人もいなくて拍子抜け、電…
お昼、いいともに出る大友さんをちらりと見て出かける。大友さん嬉しそうだった。人柄がでてたなあ〜なにかタモリと特番でもやって音楽話もっと聞きたい。はたして友達は誰を紹介するんだろう?山本さんやJOJOさんとかはやっぱりないか、でもミチロウさんと…
オール明け早朝に浅草橋に帰って数時間眠る。 1時に友達と神保町で待ち合わせ。エチオピアにカレーを食べに行く。おいしかった〜!しかし量が多くて満腹度がハンパない(笑) その後古書店をウロウロ。さぼうるでお茶購入本吉行淳之介「唇と歯」 ジュンパ・…
小川国夫の死後発見された未発表原稿で未完の作。久しぶりに小川国夫を読んでやっぱり好きだなと思った。肉体の表現とか(母や姉におぶわれた時や、溺れている所を副官に助けられた所や、犬の波打つ背中とか)。戦時中ということもあって「死」という存在が…
谷崎の大正期に書かれたちょっと見落とされがちな短編を集めたちょっと珍しい短編集らしい。読んだ事があったのは「小さな王国」で、これはやっぱり不気味な子供に翻弄されていく教師の姿が面白い。と同時に本当にこの全てを支配している少年に憎しみさえ感…
ここ数日雨が降っていて急に涼しくなった。昨夜は窓を開けていたら寒いくらいだったのでなんだか拍子抜けしてしまった。まだ着ていない夏服の事など思い浮かべながらいやいやそう簡単に暑いのは終わらないだろうと思っている。 朝起きて昨日録画しておいた「…
今日は月に一度職場をやめた友達と遊ぶ日で今日は「風立ちぬ」を見に行った。見終わった感想は・・・・ん〜よくわからないという感じだった。たぶんわかりやすい映画を作っているわけではないと思うけれどそれでも自分にはピンと来なかった。高橋源一郎が絶…
ドノソの後に読んだからかとても身近に感じてしまった。もやもやとしてけして晴れ晴れとしない日常とか、憂鬱に落ち込むのではなくてなんだかなあ…トホホ感と言うのか…少し自虐的に自分を笑う感じというか…でもその感じが好きだなあと思う。 中年男性のちょ…
土曜日から奈良に里帰りしていて今日長野に戻ってきた。昔はお盆を実家で過ごしてこちらに戻ってくると本当に涼しくなっていてびっくりしたけれど最近はお盆を過ぎてもまだまだ暑い日が続く。週間予報では連日34度だ・・・・・。 それでも夕方になったら虫…
山本さんのレコ発ライブへ。アルバムが発売されてからなんだかんだで購入できずにいたので聴けないままでライブに臨む形に。 会場は3列くらい椅子が出ていてその後ろはスタンデイングという形だった。歌物ではないアコギの演奏で山本さんも「ゆったりとリラ…
帯に「錯綜した神経症的世界と豊かな文学的想像力」と書かれているけどまさにちょっと通常の世界からはかけ離れているような独特の世界に読んでいると包まれる。それは町の雰囲気にもよるし、ゲイで踊り子のマヌエラはじめとするちょっと普通でない人々にも…
本当は今日はネストであるニニ祭りに行く予定だったんだけど昨日今日と親戚が来ていてどうしても抜け出す雰囲気ではなく泣く泣く行くのを断念・・・・。 普段サボっている家事などをやったわけですがとにかく暑くて暑くて汗まみれ状態。もうあの爽やかで涼し…
やっと今週の仕事が終了〜。明日から東京都民!?(笑) ★8.2夏の文学教室 時代にみる文学 @有楽町よみうりホール 島田雅彦(作家)ブンガクの未来形 堀江敏幸(作家)退かずに距離を取ること ――長谷川四郎について 高橋源一郎(作家)昭和の文学、平成の文…
「聖なる怠け者の冒険」と一緒に購入。新聞連載時のフジモト氏による挿絵集。藤本氏と森見氏のコメントがあるんだけど新聞連載時と物語が大きく違ってるぽい、新聞連載時版も読んでみたいなあとちょっと思ってしまった。それはさておき絵を見ているだけでも…
ひさびさのモリミー本。やっぱり読んでいて楽しい、そして一緒になって京都の街を彷徨する。知っている場所も知らない場所も。森見氏の小説を読んでから京都の印象が大分かわった。しかしこの話で描かれているのは宵山の一日が舞台。夏の京都は実際に行った…
7月ももう終わろうとしている、なんと言う速さ。通勤途中に百均があるんだけど「すだれあります」と扉に手書きで書かれたのが貼ってあった。なんか・・・「冷やし中華あります」みたいだな。 百均で売られてるって事は100円てことなのかな?それとも20…
この間の豊崎さんと海猫沢さんのイヤガイブン「読後嫌な気分になる外国文学」で紹介されていて購入した一冊。 人が生きていく自分自身の拠り所みたいな物がいかに脆いものかを思わされた。ひとつの思いに囚われすぎてもならないし、周りに影響を受けて流されて…