戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

音楽雑誌を買う

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久々に音楽雑誌を買った。

Twitterでフォロワーさんがギターマガジンのオルタナ特集を呟いている人がたくさんいて読みたくなったのだ。それで近くの本屋と言うと某チェーン店しかないのでそこに行ってみた。ギターマガジンくらいあるだろうと思っていたのになかった。

かろうじてあったのはロッキンオンくらいか。邦楽寄りの音楽雑誌はあったと思うけど。

ずいぶん前からここの店はミュージックマガジンは置かなくなってしまっていてまあしょうがないかと思ったけれど。ミュージックマガジンも毎月買っていたわけじゃなく店頭で見ていい特集とかあると買っていた。アルバムのレビューコーナーをパラパラと立ち読みしていたのだから文句は言えないのだけどやっぱり店頭でパラパラ出来るのって大事だと思うんだけどな。それで何かいい本あるかなと出会いを求めて店内をぐるぐるしたんだけど…悲しくなる様な有り様で何にも欲しい本がない。仕方なくカメラ雑誌とドラマ特集のGinza。買って退散。

単行本、文庫本、世間で読まれているだろう本に全くハートが響かずもしかして自分がおかしいのかと思ったし、ずいぶん歳をとってしまったのかと思った。

 

ちょっと話が脱線してしまった。仕方がないのでやはりAmazonで発注。結局そうなってしまう。

 

で、届きました。

ギターマガジンと言えばギタリストが読む雑誌と思って滅多に買った事はないけれど今号は良かった。しかしオルタナ特集、90年代ってある意味対象読者はそこそこの年齢なんだろうなあ(汗)

 

自分は90年代初めは子育て真っ最中だったのでそもそも音楽から少し離れていた時期。ここで紹介されているオルタナバンドは後聴きできいた。ちょうどケーブルテレビでMTVが見れる様になってそこから一気に久しぶりに洋楽を聴く様になった。

一番人気のニルヴァーナにはどうしてもハマることが出来なくてそれを音楽友達に言うとけっこうな割合で残念な人に観られる。あの頃一番ハマったのはスマパンですごい好きだった。ライブも一度だけだけど行きました。あとソニックユースも結構聴いたな。 ヨラテンゴも載っている。オルタナって何をもってオルタナって分類できるのかわからないけどあの頃いわゆるオルタナと呼ばれるバンドの音楽を聴くのは楽しかった。 

のっけから向井さんと吉野さんの対談だしゆっくり少しずつ読むのが楽しみ。

そしてもう一冊、ミュージックマガジン、何故2月号かと言うと2021年はこれを聴け!と言う特集が載っていたから。何人か好きなライターさんが書いているので読んでみたくなった。

 

昔はサブスクでなんでもかんでも音楽が聴けたりしなかったから音源を買うのは一種の賭けだった。音楽雑誌はその道案内をしてくれた。そしてカタログ的要素があって聞きたいなと思うアルバムに印をつけたりして楽しかった。

今はどんどん紙の音楽雑誌は無くなってしまって悲しい。こういうのはきっともうどうしようも無いしこんなことを嘆いているのも自分みたいな年代の人だけかもしれない。