「名もなき生涯」を観る
とうとうNetflixのドラマ「ザ・クラウン」を観終わった。イギリス王室、エリザベス女王の結婚からを描いているドラマ。この心理戦の様なそれでいて大河ドラマの様な時代の移り変わりも描かれていてなかなか面白くて途中からは1日に数話観てしまうという、そのせいで他に何もできないではないか状態に陥っていたりした。シーズン1〜4全部で40話。チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚生活の破綻していく様まで描かれていてこれから作られるシーズン5の悲劇がどんなふうに描かれるのだろうと思う。
やっと観終わったので今日は映画を2本、「名もなき生涯」と「滝をみにいく」を観た。
「名もなき生涯」は3時間近くもある作品だから観るのに覚悟を決めなきゃと思いAmazonプライムでレンタルしたまま中々踏ん切りがつかなかった。でも今度wowwowのW座でやるみたい。お金を出してレンタルしなくても良かったかとちょっぴり損した気分にもなり、せっかくレンタルしたんだからwowwowで放送される前に観てやるぞーと思い観た。
感想はfilmarksに
名もなき生涯のkankoの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
3時間ちょっと重くてしんどくて色々と考えさせられ揺さぶられて観ていた。これは宗教映画なんじゃないかと少し思ってしまった。遠藤周作原作の「沈黙」を思い出し、どうしても比べてしまったり。「沈黙」の主人公は最終的に転んで(キリスト教を捨てた)日本人の妻をめとり、日本で暮らす事を選択したのだけれど「名もなき生涯」の主人公は自分の思うところを全うしたのだ。
どちらの生き方がどうとか言えない。多分自分は「沈黙」のキチジローの様に何度でも転ぶだろう。
「名もなき生涯」を観てぐったりとしてしばらくしてから今度はwowwowで録画していた「滝を見にいく」と言う映画を観た。紅葉ツアーに参加したおばちゃんたちが山で迷子になり一晩明かす話。ほぼ知らない俳優さんが出ていてだからこそまるで本当にそれぞれのおばちゃんの抱えてる生活を見るようなそんな気持ちにさせられた。これが有名な女優さんだとまた印象が違っただろうな。
一日一日と春になっていく。茶色一色だった地面から少し緑のものが増えてきた。
*映画
名もなき生涯
滝を見にいく