川原真由美「山とあめ玉と絵具箱」
朝から雨がザーザーと降っていた。起きていてもなんとなくベットから抜け出せなくて雨の音を聞いていたりした。 雨は午後にかけて強くなったり少し弱くなったりを繰り返して降っていた。かなり強く長く降ったのでもしもこれが雪だったら大変だったなと思う。かみゆきと言って長野県のこの辺の地域、普段はそんなに雪が降らない地域、東京が雨だとこちらは雪という時によく使う。まだ3月の上旬だから普段の年だとそんなに気温も高くないから雪になってしまう。 雨は嬉しいんだけど音を聞いて心地よいくらいの振り方がいいなと勝手な事を思う。
ずっとNetflixですドラマの「ザ・クラウン」を見続ける。なんだろうこれ、なんか大河ドラマみたいだよなあとまた思う。チャーチルの辞任する回とか凄かった。 そしてやっとシーズン3を観終わる。だんだん時代が近づいてきた。シーズン4はダイアナ妃が登場する。
川原真由美「山とあめ玉と絵具箱」を読む。イラストレーターの川原さんの山を題材に書かれたエッセイ集。ページ、ページに淡い色彩の山だったり、山の花だったりのイラストが載っていて楽しい。文章のレイアウトもエッセイによって異なっていて良いなあと思った。
友人とと何気なく地元のトレイル講座に申し込んだけれど彼女はそのまま一直線に山にはまって今では冬山にも登っている。自分はそこまでは到底無理だけれど山の写真を見たり、山の本を読んで思い浮かべるのは好きだ。頭の中を清々しい空気が流れていくような気がする。
この本のエッセイは気負ったところが無くて何気ない体験した事が書かれていていいなあと思った。特に好きなのは家族との思い出が綴られた「八方尾根のバッチ」や「お正月の森」だ。多分、どこの家族にもあるような出来事でだからこそ胸がキュッとする。
*読んだ本
川原真由美「山とあめ玉と絵具箱」