County Line
昨夜も3時半に目が覚めてしまった。昨夜はApple Musicの1番のお気に入りplaylist 夜間飛行をヘッドホンで小さな音で聴きながらもう一度目を閉じることにする。この夜間飛行というplaylistは一番よく聴いているplaylistかも知れない。でもね、異常に長いので最後まで聴き通せたことが無い。時々更新されるけれどなんと聴き通すと14時間とかかかる。大概途中で寝て目が覚めても終わっていない。それか途中で辞める。
目を閉じて完全に覚醒しない頭で聴くこの夜間飛行の曲たちはそれこそなんとなくぼんやりとしていてほの明るくかすかな光の様。
何曲目かな流れてきたCass McCombs の「County Line」がとても良かった。ぼんやりとした頭の中で広がって。
新潮3月号の日記リレー、今日は5月を読む。
5月6日〜5月12日 山城むつみ
5月13日〜5月19日 水村美苗
5月27日〜6月2日 今村夏子
山村さんや水村さん、遠隔授業や、オンライン授業の苦労が語られている。そういえば双子の甥っ子達も大学に全然通ってないって言ってたな。妹が学校通えてないのに施設費しっかり取られるとブツブツ言っていたが。今どうなってるんだろう。
そして抜群に面白かったのが飴屋さんの日記で冷凍していた動物の死体が(昔、珍獣動物のショップをやられてたんですね。その時に死んだ動物らしい)冷凍庫が壊れたために解凍されて腐敗したと言う騒動。凄い内容だなと思うんだけど文章がとても良くて凄く良かった。
「二十年も前に死んだ動物たちの、死臭を今、嗅いでいる。古いレコードが再生されるように、かつての死が、今、再生されている。」
飴屋法水 五月二十二日(金) 新潮2021.3
*映画
ペイン・アンド・グローリー
*読んでいた本
安岡章太郎 「海辺の光景」
エリザベス・ストラウト「オリーヴ・キタリッジふたたび」
新潮3月号
*聴いていた音楽
Apple Music playlist 夜間飛行