この間の「笛吹川」に続いて友達に借りた本。未発表のエッセイとか。面白くてさらに深沢七郎に興味がわく。独特の死生感とか面白いなと思いながら目から鱗だったり。今度古書店に行ったら深沢七郎の本探してみようと思う。
おいらが気持ちいいことは、ちょっと、まあ、淋しいような時だ。
淋しい時はオカシクなくていいねぇ、銀座のせんびきやのパッション・シャーベットのような味がするんだ。淋しいって痛快なんだ。「流浪の手記」より

- 作者: 深沢七郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: 単行本
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