大道珠貴「しょっぱいドライブ」

この間文庫本になってるのをみつけて買った。大道珠貴さんははじめて読んだんだけどちょっとなんか苦手だな…と思わせるぶぶんがあった。表題作、「しょっぱいドライブ」の女の人が未だ好きな役者の事をじくじく心にいだきながら老人と恋愛関係なのか何なのかわからないような不安定な関係を続けている所。なんか苦手と言うより不快にさせられるのかな?実際の生活なんてこういうふうに好きな人と望みどおりにいくわけでもないし、流されていくものだと思うし、多分それをまざまざ見せ付けられるから不快になってしまうのかも。
あ、あと…なんか男女の事が描かれてる部分があまり好きな描かれ方じゃなかったです。なんかわかるけどちょっと淋しいよな〜。
全体的に曇天なイメージ。どこかすっきりしない、自分の気持ちを持て余しながら生きていく感じ。それがわかるから不快なんだー。
でも最後の「タンポポと流星」はよかったな。博多弁と不器用な女友達との関係が。
またでも大道さんの作品は読んでみたいと思った。その不快さがなんかひっかかるので。

文庫本の画像がないので単行本の方を上げておきます。
しょっぱいドライブ (文春文庫 (た58-2))

しょっぱいドライブ

しょっぱいドライブ