金井美恵子「小春日和」
読み終わりました。大学に入りたての主人公が小説家のおばさんの所に居候。たんたんと描かれていく日常の中のちっちゃな事件。読んでいてこちらも80年代の大学生にもどったかのような気分になりました。以前読んだ短編集とはイメージが違った。文体は同じなんだけど。中に挿入されているおばさんが書いたと思われる小品が短編のイメージと同じ感じ。まだぜんぜん金井作品は読んでないので興味がわきました。いろいろ読んで見たい。
しかしこの本検索してみたらなんか現在入手困難なそうな。こういう類の小説ってすぐ入手困難になってしまうのね・・・。続編「彼女(たち)について私のしっている二、三の事柄」で十年後の彼女たちがどうなっているのか読むのが楽しみです。
小春日和ってなんでインディアンサマーっていうの?こんど調べよう。金井美恵子の文体ってなんか病みつきになる感じ。いろいろ読みたくなりました。 でも明日からは「海辺のカフカ」を集中して読むつもり。なんか気分落ち着いたので。
小春日和(インディアン・サマー) (河出文庫―文芸コレクション)
- 作者: 金井美恵子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (76件) を見る
★54−71、ペレ★のライブの生中継やってます。ちらと見たけど、54を生で流すなんてVIEWSICさん勇気あるな〜なんて・・・。これは録画したので時間のあるときにゆっくりとみるつもりです。