広瀬 正「マイナス・ゼロ」

 この間JOJO広重さんがブログで紹介されていた(http://noise.livedoor.biz/archives/51134631.html)「マイナス・ゼロ」がアマゾンから届いたのでさっそく読んだ。日本のSF小説を読むなんていったい何年ぶりだろう(もしや何十年ぶり?)読んでいると星新一小松左京を読んでいた中学生のころを思い出した。とおもったら解説が星新一でした。内容の方はJOJOさんにお任せするとして作者の広瀬正という人の経歴をみて1972年に亡くなられていたのかと思うとなにか不思議な気がした。未来と言うか現在として設定されているのが1963年。その1963年がこれを読んでる自分には想像するしかない昔なのだ。戦前、戦中、戦後を生きた人というのは物凄い変動の時期を生きてきたということなんだなと思った。そしてSFではあるけれどこの小説はどっぷりと昭和という時代が描かれている。そしてSFではあるけれどこの小説はラブストーリーだ。