柴田元幸 高橋源一郎「小説の読み方、書き方、訳し方」

 お二人の対談。「小説の訳し方」「小説の書き方」「小説の読み方 海外文学編」「小説の読み方 日本文学編」の4章。
 はじめにの高橋さんの

「読む」時の小説と、「書く」時の小説は、同じなのだろうか。どちらも「小説」と呼んでいるけれど、それは、同じ「もの」なのだろうか。

言葉にはっとさせられた。そうして訳される前の小説と訳されたあとの小説はどうなんだろう。

 訳する人、書く人、それぞれの視点が違っていたりしてとても面白かった。片岡義男に反応しない柴田さんがちょっと可笑しかった、もう一度読み返したい。あっと思った部分をきっかけにしてこれからの読み方が変わるかもしれない。そしてそれぞれが選んだ海外文学、日本文学も読んでみたい。


柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方

柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方