スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」1冊目

 そして2007年1冊目は村上春樹約の「グレート・ギャツビー」です。たしか20年くらい前に別の方の訳でよんでたはずなのにまるっきり覚えてなかった・・・。多分村上春樹に影響されてその頃にフィッツジェラルド作品を片っ端からよんだはずなんだけど・・・・覚えてるのはフィッツジェラルド自身の生涯のことだったりして。
 今回、CDJの移動のお供に持っていって今日読み終えた。最初はなかなか様子がわからなかったけどギャツビー自身が登場したあたりからぐっと集中して読んでしまった。まさかこんな悲劇的な終末になるとは・・・本当におぼえてなかったんだな・・・・。感想とか一言で書くことが出来ない。人間てなんて哀れで孤独なんだろう・・・。強く誰かを求めて執着することで自身を滅ばせてしまったギャツビー。トムとデイジーはずっと共犯者として何かを共有してともに生きて行くのだろうか・・・・。村上春樹自身がもっとも腐心した結末の文章・・・・。これが人が行きるということなんだろう・・・・。
 あと、色んな風景、情景を想像しながら読んだ。両手を暗い海に向けて差し出したギャツビー、ギャツビーの図書室、雨の中の再会、真夏の悲劇。
 ちょっとなあ・・・・と思ったのはやっぱり村上春樹の訳なので主人公のニックが春樹作品の主人公のような印象を感じてしまったこと。
 
 それはさておき、多分、まだまだ色んなところに隠された意味があるはずだと思う。また再び読みたい。あと今年は村上春樹物を再び色々読み直したい。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)