MO'SOME TONEBENDER 『STRIKE TOKYO』FINAL@渋谷CLUB QUATTRO
10月、毎週月曜日に行われたモーサムのライブ『STRIKE TOKYO』のファイナル、クアトロに行ってきた。今これ書いてるのは2日たった27日で、少し気持ちも落ち着いたし冷静に自分の気持ちを客観的に書けるかなと思って書きます。
去年の年末くらいから一年、モーサムが4人体制になってから(いやそれ以前から)どうしても自分の中で彼らの出す音が響かなくてずっともんもんとした気持ちで過ごしてきて、だげとこの『STRIKE TOKYO』の初回を見に行って、久しぶりに百々さんのギターにやられて、急遽六本木にも行って、その回はもう本当に物凄く楽しくて楽しくて、それでこのクアトロのファイナルも楽しみにして臨んだのです。4人と言う事に対してそこは納得行くかと言われれば行かないというのが正直な気持ちだけれど、あれこれ身構えるんじゃなく今日の自分の感じたまま素のままでライブを見ようと思っていた。Young Lust からはじまって「happy icecream」 「カム 」ときて自分の好きな曲だし、あ、いけるかも!と思ったし、「go around〜 」では頭も振ったし、「FREEZE 」では少しぞくっともきたけれどどうしてもスイッチが入らなかった。六本木で「BIG-S」の時にカチッと入ったような・・・・爆発するような・・・・そして百々さんのギターの音に引き込まれたかと言うと引き込まれるところまでいけなかった。
周りの歓喜をあげて盛り上がりがんがん押してくるお客さんを見ながら実は少し冷め気味だった。なにかやっぱりよそゆきな感じがしてしまったから。これは個人的にそう感じただけで全然そんな事もなくてモーサムとお客さんと一体になって盛り上がってたんだと思う。でもやっぱりユーストリームの中継があったり、ファイナルと言う部分もあったり、百々さんの気合の入りようがなんか見せるライブに見えてしまったのだ。これって昔からそうだったりしたけれど・・・
ああ・・・あの目のいってしまってるような百々さんが見たい。切れ切れのギターでただ殺されたいだけなのに・・・・。
アンコールでLucky Friends・・・・。フジロックで笑顔で踊った事、福岡で友達が泣いてた事を思い出してなんか泣きそうになった。大音量のツインドラムのGREEN & GOLDを聞きながら西部講堂で聞いたあのGREEN & GOLDはもう二度と聞けないのかなとか思ってしまった。思い出ばかりが蘇ってきてしまって正直切なくなってしまった。
うーん・・・・まだまだ気持ちは迷走を続けそうです。もやもやうだうだしながらまだしばらくモーサムというバンドを見ていくような気がする。
アルバムも出来上がって、ツアーもきまって、お客さんは感動していて進んでいくんだな。だれか彼らの本音をじっくりと聞いてくれないかな。ミュージシャンにそんなことを聞くのはおかしいと思うけれど今何を考えているのか知りたいよ。曲だけを聞いてそこに入り込めばいいはずなのに、そこからはみだしてしまった。
まあそんな感じです。これが素の気持ちです。