戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

ROVO @SHIBUYA O-EAST

 渋谷に着いたら雨はそんなにひどくはなかった。やっぱり時間があったのでまたホームでうどんを食べる。その後パルコのしたの本屋さんへ。あれこれ欲しい物はあったけどぐっと我慢。コヨーテと田村隆一の「ぼくの人生案内」を買う。ぷらぷらと歩いてO-EASTへ。やっぱり渋谷は苦手だ、人が多い・・・・。

 開場する時にどわっと一気に抜かされて、え、ええ〜?とか思ってしまった(笑)でもはいったらいポカンといつものベストポジションが開いていた。今日は満員というお客さんの入りではなくてちょうど良い空間があって、ぺちゃくちゃしゃべる客もいなかったしモッシュしてくる人もいなくてとても居心地よくライブが見れた。

 最初にサブステージの方で高良久美子さんの演奏。現代音楽(現代音楽がどんなものか分かりませんが)のような感じ。音が空気と共鳴しあって揺らいでた。

 
 高良さんの演奏が終わると同時にスタスタとROVOのメンバーがステージに。芳垣さんはナップサックを肩にかけたまま登場。
 え〜っとまずは驚かされたのは原田さんの電飾だった!指にずらり電飾がはめられててそれが光っててびっくりした。そしてベースにもディジリドゥにも電飾!最初原田さんのハープとドラムから始まってもうとにかくカッコよかった。山本さんのギターがずっと語っててそのフレーズをずっと追っていくのがなんともいえず気持ちいい!こうやって山本さんの音をずっと追っていけるところがライブならではです。

 いや、しかし今日は何故か原田さんに視線が釘付け!(笑)電飾をはめた指をかざしたり、こちらに向けたり、とにかくアクションがすごかった。いつもこんなだっけ?(素肌にパーカーだし)自然とこちらのテンションもあがり気づいたら原田さんと同じ頭の振り方をしていたり(笑)

 山本さんは曲の出だしを途中で止めてじらしてみたり、突然激しくガッガッと弾いたり、あとけっこう自由に遊んで弾いてたり、その動きを見るのがまた楽しい。

 しかし今日は見たことないROVOを見たような気がします。本編の最後から2曲目AGORA?途中で曲の流れが行方不明みたいな感じになったような・・・・・曲が流れてるんだけどここからどういう風に?見たいな感じになりなんと芳垣さんがクールじゃなくなってた。芳垣さん、原田さん、岡部さんが顔を見合ってさぐっていて、よしっ!って感じで原田さんが手をあげて振り下ろして合図してた。

 あとアンコール、勝井さんのヴァイオリンの調子が悪くて2回くらい音がでなくなりそれは残念だったなあ。山本さんの方もなんだか落ち着きなくてスタッフの人を呼んでコードを変えたり、アンプのつまみをいじったり全体的に機材が調子が今日はあんまり良くなかったのではないでしょうか。いつも完璧!なROVOを見てるのでちょっとなんか貴重なもの見たなとか。

 それでもやっぱりROVOはとても気持ちがよかった!やっぱりどこかに連れて行ってくれます。映像もよかったな。
山本さん帰りに「一言だけ」と言ってなに言うのかと思ったら「さようなら」だって(笑)