戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

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 横の今週のスケジュールには今日は「 The Velvet Teen JAPAN TOUR with NEW TRUST@O-nest」となっているのですが、実は今日は行くのを断念しました。そんなに疲れてるわけじゃないけど今日行ったら確実にしんどいだろうな、仕事頑張れないなというのがあって・・・・。バスがねえ・・・・たったの3時間とは言えされど3時間。
 いくと決めてたライブをキャンセルするのはなんだか後ろめたいのだけれど・・・そこは行かないと決めたのですぱっと気持ちを切り換えて。

 それで午後は休みを取っていたので家でのんびりと過ごした。友達から借りている「NU SENSATIONS 日本のオルタナティヴ・ロック 1978−1998」と言うのを読む。途中まで読んだけど物凄く面白い!しかもリアルタイムで体験できたであろうにも本当に自分て何もしらないんだなあと思った。でもまあ今、あれこれ知れることが出来てそれも楽しい。
 この本の中に「日本のオルタナティヴ・ロック・アルバムベスト10」という対談があってそこにJOJO広重さんも出演されているのだけれどその対談の最後の方で印象深かった言葉があるので引用させていただきます。

広重 どれもラジオから自然と流れてくるような音楽とは違いますよね。自分で足を運んで探さないと聞けない。意思を持って聞く人の耳に届く音楽。それでいいと僕は思う。ある意味で、聞き手側に選択してほしい。それがオルタナティヴってことだと思うんです。それで初めて耳に届く、その上でお薦めできる10枚ですよね。

近藤 届いても、主体的な選択をしないと自分の中には入ってきませんよね。だからこそ、一度はまると。音楽が作っている音楽というだけじゃなくて自分が、自分の耳が作る音楽にもなる、と。幻想かもしれないけど、そこまでいけるといいなとおもいます。

 そして今日のJOJOさんのブログ。「終わりゆくブログ」http://noise.livedoor.biz/archives/2010-10.html#20101012

 このタイトルを見てドキッとしてしまった。人の日記を読むのが好きで、はてなのアンテナにお気に入りのブログを登録してるのだけれど最近本当に更新してるブログがめっきり少なくなってしまった。ミュージシャンの方やなにか物を書かれてる方や、そういう方はコンスタントに更新されているけれど、あった事のないでも何でもないその人の日常を読むのが好きだった人たちは本当に更新しなくなってしまった。本当に寂しい。

 自分だってこんな自己満足なだけの文章綴ってていったいなんになるんだろう・・・と思った事は何回もあるし、しばし放置していた事もある。けれどやっぱり自分の言葉で何かを書くということ、それが自分だけのノートじゃなくて誰かが読むかもしれない場所に書くことがやっぱり自分にとってなにか意味があるんじゃないかと思えるようになってきたところ。
 先日ライブ帰りに友人と話してて友人曰くネットってやぱり恐いところだからカンコさんのように公開しては書けないといわれた。そう・・・・たしかに恐い部分もあると思う。現に何気なく発した言葉にコメントで反撃されたこともあるし、好きで読んでたブログがそういうことが原因で閉じられてしまった事もあるからだ。

 うーんとなんだろう・・・・自分が発した言葉にはやはり責任がついてくるとは思うのです。ただ純粋に自分が日々思った事を綴っているのがブログだと思うのでそこを感じ方の違う人とは同じになれないなと思う。だからまあ感じ方の違う人はスルーしてください。

 あ、なにか話がずれてしまったかもしれない。えーっと多分これを書いてるのは本当は誰かに向けてと言うのじゃなくてやっぱり自分に向けてなんでしょうね。でもその人の書いたブログから何かをもらったり感じたりすることもあるんです。

 なので皆さん自分に向けて書いてくださいと言う事です。たしかにtwitterにはtwitterの面白さがあるけれど(自分もけっこうはまってる)twitterとブログってまったく別物だと思うので。

 言葉の事をあれこれ考えてたのでちょっと純粋に音だけに浸りたくなってこのアルバムを聞いた。窓からの風を感じながら。

クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ

クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ