アポロビル
昨日のHMVの非常階段インストアライブ行きたかったなあ。凄く盛り上がったみたいでモッシュがおこりステージとお客さんがくちやぐちゃになり凄かったみたいだ。もし見に行ってたらえー、なんだよーまったく!なんて思いながらもぐちゃぐちゃの中にいたんじゃないかなと思う(笑)
ああ、東京にいたかったなあ。東京にいたらHMVに行ってそれからグットマンにボストンとか見に行きたかったな。
今日は妹や甥っ子達と天王寺のアポロビルにトイストーリー3を見に行った。犬が年をとっていたりアンディが大学生にと時間が流れていて最後の方とかちょっぴり切なくなってしまった。
なんだか実家に帰ってきてあれこれノスタルジーに浸っているから余計に時の流れに敏感になっているのかも。
後ろのお客さんが終盤の場面につぶやいた一言にちょっとずしっときた。「でも諦めていたよね、あそこ」諦めると言うか覚悟を決めると言うか、受け入れる覚悟。今まで自分が見たディズニーものにそう言えばああいう場面なかったなあと思った。
もちろん、でも最後はちょっと切なさもありながらもハッピーエンドだった。ディズニーはそうでなくちゃと思う。
映画をみたアポロビルに来たのは○十年ぶりだったりした。随分変わったような気がする。もう記憶のかなたにあって細かく覚えてないけどもっと洋服屋さんの多いファッションビルだったような気がする。
短大から社会人一年生にかけてこのアポロビルにあったレコード屋さんによく通った。殆ど入り浸っていたかもしれない。ここでデビットボウイのレコードを買った時に同じくデビットボウイ好き店員の女の子と親しくなったのをきっかけに暇があればでかけていった。
その女の子には別の輸入レコード屋さんにもつれていってもらったりして多分家にあるジョイデビジョンのレコードはそこで買ったものだ。
通う内に他の店員の人とも話すようになってそれぞれの人の好きなアーティストなんかも聞くようになった。WHOとかその時がきっかけで聞き始めたっけ。
今から考えたらさぞや迷惑な客だなと思うんだけど店長さんはじめ皆に本当に良くしてもらった。
そんなに毎日ほど行ってたのに足が遠退いてしまったのは今の相方さんとつきあいはじめたからだ。
なんか単純にすぎて今考えるとちょっとがっかりしてしまう。なんだかなあ…
あの頃あのお店で働いていた人達は今どうしているだろう。もう皆そうとうにいい年齢になっている。バンドをやってる人もいたなあ。
自分もこんな年齢になっても音楽を聞いているなんてあの頃は思ってなかった。しかもこんな風にライブに行ったりしてるなんて…あの頃の自分が知ったらびっくりするだろう。もしかしてひくかも(笑)
でも今でも音楽を聞いている。
あの店の人達がレコードを引き上げて、これ知ってる?これがいいんだよー、と本当に楽しそうに語っていたのを思い出す。