戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

山本精一&PLAYGROUND @吉祥寺スターパインズ

連続ライブ3日目、今日は山本さんの PLAYGROUNDレコ発ライブに行ってきた。
ライブの前に友達と待ち合わせてお昼を食べに渋谷へ。なんと1200円で食べ放題バイキング。しかもパスタはちゃんとした一品を選べてデザートもあり。たぶん、ランチタイム最後までいた二組のうちの一組だった(笑)ねばっていっぱいしゃべった。
井の頭線に乗って彼女は下北沢、私は吉祥寺と別々のライブへ。彼女とライブを一緒に見る機会は少なくなってしまったけどこうやって会えるのが楽しい。でも11月はTOMVERLAINEを一緒に見ることが出来るので嬉しい。

山本さんのソロライブへ。アルバムPLAYGROUNDのレコ発ライブ。山本さんの活動の中でも歌は特に好きだ。前に歌詞になんて何の意味もありませんよなんて何かのインタビューで言っていたけれど、でもやっぱり歌詞には山本さんと言う人間が出てると思う。

薄青い照明の中ミラーボールに反射された淡い水玉の光がまわる。その中で次々と曲を歌っていく山本さん。余計なMCもいっさいなしで何か物凄い詰め込まれたような集中力。その空気に会場もまきこまれたくさんのお客さんが息をつめて山本さんを見つめているような感じ。

3曲を歌い終わったところで千住さんが登場。山本さんの歌に寄り添うようにでも時々きっかりとした、存在感のある(山本さんから離れた部分もある)ドラムだった。パキっとしていた。しかし山本さんと演奏する人ってみんなときどき困ったようなとまどったようなでも見守ってるようなそんな表情になってるのが面白い。

山本さんの歌物のライブ、時には攻撃的な感じでMCも山本節炸裂って日もあり、それはそれで面白いんだけど、今日はそうではなくPLAYGROUNDの世界が本当に流れていてそして特に山本さんの声を意識させられたライブだった。なんであんなに声が入ってきたんだろう…。
そしてときどき歪んだ激しいギターの音。ドンと倒されてしまう。

アンコール、「まさおの夢」「夢の半周」「空の名前」がまた素晴らしかった。あの時間…本当に聞けて良かったな。

もうすでに次回のアルバムも作ってられるらしくそれはロックなアルバムらしい。次のレコ発ライブがもう楽しみでしかたない。
しかし今日のライブは今日だけのものだ。自分の中のどこかに確かにしまわれたと思った。

帰りにみんなで居酒屋さんへちょこっと。たわいもない会話で楽しく飲んだ。不思議な事にあんまり皆今日のライブの事を話さなかった。きっとそれぞれが感じた気持ちを静かに自分の中にしまっていたのだろう。

セットリスト(友達のブログよりお借りしました)

 

山本精一ソロ〜

01.日蝕

02.人形が好きなんだ

03.赤ん坊の目

 

山本精一&PLAYGROUND(千住宗臣)〜

04.飛ぶ人

05.水

06.宝石の海

07.Playground

08.新曲

09.鼻

10.Days

11.待ち合わせ

12.めざめのバラッド

13.名前なんて付けたくない歌

14.ふたつの木のうた

 

〜アンコール〜

15.まさおの歌

16.夢の半周

17.空の名前

 

〜アンコール〜

18.Candy Says(The Velvet Underground)

19.You Know My Loneliness