山本精一@下北沢レディジェーン

 昨日とは打って変わって小雨の降る中、下北沢へ。待ち合わせまで時間があったのでタワーによったらついつい試聴とかしちゃって遅刻しました、すみません。
レディジェーン、前は通った事あったけど行くのは今日がはじめて。松田優作が通ってたとか聞いたような…どうだったっけ?

 駅でTさんと落ち合ってレディジェーンへ。もうすでに3人、待ってる人がいました。いった事のあるひとに席によっては演奏してる所がまったく見えないと聞いていたので不安がつのる。どんどん人が増えてきて店の人が出てきて整列させる。どいやらお店予約の人から名前を呼ばれた順みたい。私と友達は主催者予約だったのでちょっと後ろだった。これは?どうなの?と思い中に入ると、せ、狭い!そして奥のピアノの前の床ににアンプやらエフェクター類がセッティングされている。そしてすでに座席は埋まってて、空いてるのは扉よりも後ろの絶対見えないでしょうという席だけだったので、もう座るのはやめて床にしゃがむのを選択しました(音しか聞こえないなんて淋しいもん)
しかし、あれだけ並んでいた人、全員はたして店にはいれたんだろうか……。MOSTの西村さんもいらっしゃってて座る場所がなくて山本さんと顔突き合わせる場所に…(汗)私たちも二部に入る前に小さな折畳み椅子をお店のかたがもってきてくれたので後半は中々快適でした…。そうこうするうちにバーカウンターの中までもお客さんが!バーカウンターから山本さんを見るような感じです。

 時間が過ぎて拍手の中、山本さん登場。椅子に腰掛けて「好きなようにやります」と一言。昨夜のROVOのライブでも弾いていたエピフォンのセミアコギターで演奏。時々足元の機材を踏んで音をループさせてみたり。メロディと言うより山本さんがギターを通してずっと何か語っているかのような・・・・。いや、語ってるっていうんじゃないか・・・・次々出てくる自由な音たちと言ったほうがいいかな・・・・。
 お客さんたちは息を飲む感じで耳を傾け、山本さんがギターを弾く姿を凝視してたり。緊張感とも違う、集中感? 山本さんがひとしきり弾いて頭を下げると1曲終わりなんだと言う感じで拍手(笑)ふう〜と言う感じ。そういう私も山本さんの手元を凝視してるんだけど、それはまあ目が見てるって感じで頭の中は訳のわからない空間を発せられる音とともにフワフワ飛んでいたり・・・・本当は目をつぶって自分の内側にもぐって聞いてもいいなと思った。1部後半くらいからレコーダーに録音された音を鳴らしてそれと対峙してギターを弾いていた。

 2部は最初からレコーダーの音とともに。今度は黒のストラトギターだった。より曲らしいレコーダーの音のメロディにギターの音をからませていく。ちょとジャズっぽかったり。2部は色んな事をしてたように思う。ギターのペグを緩ませてたり、キリキリキリキリーっと弦を擦ったり、弦をウイーンと上部に引っ張ったり。一息ついて「よくわかんない。失敗してるかどうかもわかんない。」「こういうのが春先からふつふつと湧き上がってきて」と話す山本さん。(こういうところが好きだ〜)「なんやろ、なんですかね?」とお客さんに尋ねてみたり(笑)

 ドンドンというノイズとともにさらに熱を帯びていくプレイ。その動きも激しくなっていってこちら側もがーっと入り込んでいるまさにその時に・・・・・壁のスピーカーの上のダルマさんが落ちて来ました(汗)なんかちょっといい具合に力が抜けたなあ〜(笑)山本さんはそんな事にはお構いなしに引き続けてましたけど。そしてギターのどこかについていたネジも抜け落ちたり・・・・最後はノイズの嵐、すさまじかった〜。

 汗だくでふうふう状態の山本さん、アンコールの拍手にいきなりスライドギターを鳴らす。「ブルースをやろうと思ったんですがマイクがない」と終わり(笑)

 ん〜濃密な時間だった。