MO’SOME TONEBENDER @ 心斎橋クラブクアトロ

 昨日までとは打って変わって寒い日だった。御堂筋は黄色の銀杏並木。12月なのにまだ落葉してないんだなあ・・・。お昼までホテルでのんびりしてチェックアウト。大阪の友達と待ち合わせてアジアなお店で昼食(マンゴーカフェ?)なんだか最終日ということもあってか緊張しておなかの調子が悪い、落ち着かない・・・・。

 今日はチケットに余裕がでたので妹を誘ってみた。4時半に妹と母親と待ち合わせ。知人の引越し祝いに掛け時計を買うという母親に付き添う。なんだかんだやっててお茶する時間もなくなってしまって申し訳ない。母と別れて妹とクアトロへ。並ばされた階段に張ってあるチラシ。なんと次回はビックキャット!とうとう・・・・大阪もクアトロではなくなっちゃうのか・・・・。大阪のクアトロはあまり見やすいハコとは言えないけどやっぱりクアトロという空間が好きなのでなんだかちょっぴり寂しい。そしてそれだからこそ今日はしっかり楽しもうと思う。

 番号はどうかな?と思ったけど最後もしっかりとステージが見れる環境で(本当に感謝)妹は後ろのカウンターのあるところでゆっくりと。柵にはふわふわしたクッションが新しく撒かれていてちょっとほっとする。振り返ると遠くの妹がちょこっとあきれたように笑ってた。でも見る見る間にフロアーは人で埋め尽くされていった。後で振り返っても背の高い男の人でもう妹の姿は見えなかった。

 いつものSEでメンバー登場。タケイさんが水を噴き上げるのと、百々さんが息をスーっと吸い込むのと今か今かと左右交互に見比べる。そしてDUM DUM PARTY 。実はあんまり押された〜って記憶にない。新しいクッションのおかげなのか気持ちが高揚していたせいなのか?ただクワンクワンと床がたわんで揺れていた。まるでトランポリンのよう、これ、床抜けそうだなとか思った。2曲目はYou are Rock'n Roll。今日は早々とこの曲を持ってきた。もうう〜〜〜〜かっこよすぎる!大阪のクアトロはステージが低いので百々さんの目線と自分の目線が同じ高さでどきどきした。しかも足もばっちり見えて・・・・とにかく・・・・やばい(汗)しかし2曲目にこれをもってくるとは後半のタケイオンステージの時間を百々さん阻止?とか思ってしまった(笑)そんなことはないんだろうけど。ラジカルポエジストのあとは今日もハッピーアイスクリームだった。たまらん!最初の「同じことばっか・・」のタケイさんの声の繰り返しの所でクスクス笑いが。そういえばDUM DUM のチーンの後もクスクス笑いが・・・なんかそういうところが大阪?とか思った。そんな自分もニヤニヤわらってしまったけど。

 その後は1曲1曲暴れたり拳上げたりするんだけど、もうなんか曲が進んでいくのがとにかくもったいなかった。もういいよ、ここで止まっててよとか・・・・。百々さんは声がやっぱりちょっとかすれててしんどそうだった。でも手加減なしに声を張り上げてた。

 We are Lucky Friends でとなりの友達がうつむいたままになってしまった。隣の友達の気持ちが伝わってきた。自分も福岡では泣きそうになってしまった。今日もキラキラバージョンだった。ポリシックスとのイベントで初めて聞いた時のこと。フジロックで笑顔で手を振った時のこと。大きな手をつけてた百々さん。今年のキラキラがいっぱい詰まってる曲。なんでこんなに胸がいっぱいになってしまうんだろう。シャーラーラーラー♪とコーラスするイサムさんとタケイさんの顔を見たらまたぐっときてしまった。

 ビートルバーナー はなんて楽しそうに演奏するんだろう。

 そしてペチカ 。福岡のあの素晴らしい音も忘れられないけれど今日はまた違った響きで迫ってきた。今日もギターの音はビリビリと、ビリビリと直接こちらの身体に打ち付けるようだった。じっと身動きせずにまた百々さんの手元をじっと見る。
 力強いニッケは(また「へっぽこ」って言ってたけど)もしかしたらこのツアーが終わったらまたなかなか聞けない曲になってしまうかもな・・・・って。こういうギターの音の曲ってなかなかないし、じっくりじっくりまた見てしまう。

 ときおり「ヤスノリ〜」みたいな掛け声が。その度にタケイさんが困ったような笑いを・・・あんまり何回も声がかかるので百々さんが一言「知り合い?」(笑)百々さん、シングルとかアルバムとか告知したのかな・・・来年と言いかけて年末にもう一回来るみたいなことを言いました。

 後半にかかるJACK THE TRIPPERから百々さんがどんどんライブに入り込んで行くのがはっきりわかって、それがこっちにも伝わってきてなんだかわからない状態に。すごいきてるなあ〜と、動きとか目とか見ててそう思った。湿った前髪が右にいったり左にいったり、その間から見開かれた目が見えたり、何回も腰に手を当ててみたり、舌をだしてみたり、それが奇をてらってるんじゃなくて凄く熱くなってる所以であって、もう、こっちもガーっと熱くなる。そういえば途中で百々さん一回フロアねピック投げてたっけ。

 で、今日はそんな百々さんばかり見ていたんでイサムさんとかちゃんと見れなかったんだけど、ときおり見るイサムさんはいたずらっぽくフフっと笑っていた。ツアー最後のライブを楽しんでいるようだった。

 そして今日はクアトロならではの照明もきれいだった。特にたかれたスモークが照明に照らされて炎のようにたちあがる様はもうとても神々しかったです。「何なんだーの人達は〜」と思った。

 会場中が大暴れなロッキンルーラの後のGREEN & GOLD とHigh 、やっぱり圧巻だった。向かい合う3人、イサムさんのスティックが折れて空を飛んでいった。タケイさんと向き合って百々さんジャンプしなかったっけ?

 アンコール、もうツアー初期のような特別な驚きはなし。仙台や、札幌のあのレアな感じはそれはそれで嬉しかったけど、もうツアーもラスト、とにかくやり遂げるだけ!って気迫がただただ伝わってきた。未来は今が終わったあとその熱い塊を全身に受けた感じだった。そしてもしかしたらという感情はローディ氏がコードをマイクスタンドにきれいにかけに来た時に確信に。

 もう記憶が飛んでるんだけど百々さん、アンコールか、wアンコールかの時ソデに下がる時に階段踏み外しててズルッと姿が消えた(笑)あと凡人?それとも冷たいコード?の時ステージ中央に出てきてジャンプしたんだけどそのままよろめいて後方アンプのあたりで転びそうになって、だけど持ちこたえてなんかコサックダンスのようにピョンピョンとしながらだんだん体制立て直したのに笑いました。そんな時も照れ笑いとかしなくて何事もなかったような表情なんだよなあ〜。

 そしてそしてそのwアンコール!すたすた歩いてきて「?!」て感じでまたソデに戻る百々、どうやらギター持ってくるの忘れたみたいで(笑)なんかもうそんな今日の数々の出来事が今日の百々さんの気持ちの入りようを表してます。
 タケイさんは上半身裸でテンション高く「また来年〜」って言ってるのに「だから年末来るって」と百々さんにさえぎられたました。そのシュンとした顔が最高〜(笑)どうしよう百々さん、タケイさんをいじめるの快感になったら(笑)

 最後は冷たいコード、その最後の最後の百々さんの泣き笑いのような、だけどすごく満足感でいっぱいの笑顔がもう・・・・・。ああーツアーが終わったんだと感じるとともにその笑顔がなんだかとても清々しくて・・・・。

 ライブが終わって色んな人と抱き合っちゃった・・・・。それぞれがそれぞれの思いでツアーを見てきて、だけど皆このバンドが大好きなんだな。

 このツアー、本当に楽しいツアーだったし、その所その所の楽しさがいっぱいあったツアーでした。 

 汗でしめったTシャツを着替えてエレベーターで降りて駅に向かって、友達一人一人と別れて行くのが切なかった。みんな別々の場所にまた帰っていく。

 

1. DUM DUM PARTY
2. You are Rock'n Roll
3. ラジカルポエジスト
4. ハッピーアイスクリーム
5. TIGER
6. MUSIC MASTER
7. アンハッピー・ニューエイジ
8. We are Lucky Friends
9. ビートルバーナー
10. ペチカ
11. ニッケ
12. JACK THE TRIPPER
13. Go Go Gold Fish!
14. Have you ever seen the Stars?
15. 壊れてるよ
16. ダミアン
17. ばちかぶれ!
18. ロッキンルーラ
19. GREEN & GOLD
20. High

アンコール
凡人のロックンロール
未来は今

wアンコール
冷たいコード

 なんだか余韻に浸ってる間もなくビックキャットのチケ取り。今回のツアーはこれがあるから余韻に浸れない(笑)いいような・・・・良くないような・・・。
難波あたりで電話かけようかと思うけどなんとか妹宅に帰れそうとの事で帰る。だけどかなりぎりぎりになってあせった〜。玄関入るなり電話。なかなか繋がらなくてあせったけどなんとか取れました。

 後ろで見てた妹の感想。激しい曲が続いてどうしようと思ったけど、思ったより聞きやい曲が多かった。話してるの聞いたら田舎の人?と思ったそうです。
 そしていかにも姉ちゃんが好きそうな感じ・・・・だそうです。まあ・・・独身時代同じ部屋で散々色んな音楽を爆音でならして迷惑かけてたんで私の趣味はわかるみたい。
 またなにか機会があったら・・・・との事。なにか機会があったらって!