どんな一日だった
退院してから早速映画を毎日観ている。こんなに毎日見始めたのはコロナで外出がままならなくなってからアップリンクの見放題プランを勢いで申し込んでしまってテレビで見たくてファイヤースティックを買った。それからだと思う。 入院期間中2ヶ月を、経てまた観る生活を送っている。
観た作品はFilmarksに記録していて作品ごとにスコアが付けられる様になっていて
4.5以上 物凄く好き。DVDで欲しい
4以上 好き、とても面白かった
3.8以上 面白かった
3.5 普通
3以下 自分には合わなかった
と言う感じを基準に着けている。4以上映画を観れた日はずーんと満足だ。そして今日観た「希望の灯り」は4.2だった。
物語はドイツが東西統一された後の旧東ドイツの巨大スーパーが舞台のそこに勤める人達の物語。淡々とその様子が綴られていてこれってどこの街にもあるようなそんな風景だなと思わされる。そこにさざなみの様な出来事も起こるんだけど。
それで、今日この作品の中で印象に残ったシーンがあって、彼が仕事帰りに乗ったバスでの運転手との会話
どんな一日だった
いい日だった
そっちは
同じく
この会話を聞いた時にどんな風に感じれたか。こんな会話を出来る関係が素敵だなとも思ったのももちろんあるけれど、なんでもない一日を いい日だった と言える瞬間。それが良いなと感じた。一日の終わりにそんな風に思いたい。
バスという事で「パターソン」を思い出した。「パターソン」もアダムドライバー演じるバス運転の日々を淡々と綴った映画で物凄く好きな映画だ。
今日は色々と荷物が届いた。
CD
ゴート・ガール「オン・オール・フォーズ」
クラップ・ユア・ハンズ・セイヤー「ニュー・ブラジラティ」
本
「MONKEY vol.23」
庄野潤三「世をへだてて」
ガルシア・マルケス「わが悲しき娼婦たちの思い出」
早助よう子「恋する少年十字軍」
新刊ですあったり、古書であったり。菊地信義の映画を観たのがきっかけで装丁をじっくりとチェック。カバーをめくってみたり、紙を撫でてみたり。庄野潤三のは講談社文芸文庫で装丁は菊地信義と水戸部功だ。
今月はちょっと買いすぎ。後はちょっと我慢しないとなあ。
*映画
*読んでいた本
大岡信「折々の歌を語る」
松本清張「日本の黒い霧下」
エリザベス・ストラウト「オリーブ・キタリッジの生活」
*聴いていた音楽
ゴート・ガール「オン・オール・フォーズ」