カルテットの季節
先週はアマゾンプライムでドラマの「カルテット」を観ていた。リアルタイムで放送された時は1話は見逃して2話から全部観ていたと思う。意外などんでん返しみたいなストーリーに2回ええー!となって驚いた。
それからビデオにとってあるよと言う人の家で一気に観て、しばらくしてその後にdtvでまた一気見した。
退院してしばらく外には出てなくて、ああ窓の外は冬だなと思ってまた突然「カルテット」が観たくなった。ちょうどアマゾンプライムで無料で観れた。毎日1.、2話観ていった。
何が惹かれるかと言うと話の展開も良いのだけれどやっぱり舞台が冬の軽井沢ってところだと思う。第1話では地元スーパーのツルヤで演奏するシーンが出てくるし、大賀ホールも出てくる。これってあの辺かなと思いながら観るのも楽しい。 そして男女4人で軽井沢の別荘にシェアして暮らしている形も憧れる。あんな風に一度暮らしてみたかったな。後、ああ言う役の松田龍平が好きだ。
脚本が坂本裕二でやっぱりセリフが素晴らしい。面白かったり、深かったり、微妙な感情何出ていたり。
ドラマもセリフも好きすぎるのでTwitterでTBSドラマ「カルテット」botをフォローしている。
ひゅっひゅっとスクロールしていく画面でこのbotが出てくると一休みするようにゆっくりと読む。もちろん思い入れのある方の呟きはしっかり読むけれどbotでふっと一息ついて読むのってカルテットbotと八木重吉botと仏像botだろうか。
このbotを小さな詩集の様な本にして欲しいくらいだ。 そして毎回すずめちゃんの
わたしの好きな人には〜
が出てくるとじんわりと泣きそうになる。
ところで今回わたしがこのドラマを観ていたら歌人が途中から面白いと一緒に見始めた。
あの、クドカンの出てくるまきさん夫婦の出会いからの回、はじめて見た時にとてもずしんと来た回、「このダンナさんおかしいよー」が家人の感想だった。うん、そうだね、そうなんだけどこんな気持ちも分かるんだけどなと思った。まさに夫婦であっても思うこと感じ方は違うって事だなと思った。
こんなに好きなドラマなのでDVDが欲しいところですがアマゾンで14000円越え。放送された時に録画しておくんだったなあ。
と言う事で、ユリイカの2月号が坂本裕二特集だったので買ってしまった。
*映画
ヘアスプレー
時の面影
*読んでいた本
柿内正午「プルーストを読む生活」