今日は一日この本を読んでいた。お正月明けゆっくりできるのは今日までかな。
帯に 本を読むよろこび って書いてある。
とても美しい本で装丁に惹かれたのも購入した理由のひとつ。夏葉社さんの本作りに脱帽です。
庄野潤三一家が暮らした山の上の家の美しい写真が多数、単行本未掲載のうち短編、全著作本の愛情あふれるレヴュー。
第三の新人の中できちんと読んだことのなかった庄野潤三。この本を読むだけでも彼が作品に描こうとしていた物事が伝わってくる。今という過去を愛おしく切なく。この本から繋がって彼の作品をこれから読んでいける幸せ。