戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

Maker Starling 「Rosy Maze + I'm Willing」

 カナダはトロントのクリス・ A・カミングスによるユニット、マーカー・スターリングのアルバム。ロバート・ワイアットっぽい声の持ち主と言うことで気になっていたんだけれど、カーネーションの会報で直枝さんが紹介されていたので思わず買ってしまった。日本独自仕様はカバーアルバムもついての2枚組。詳しくは7e.p.さんのサイトに載ってます。
[NEW RELEASE] 3/11 Marker Starling (aka Mantler)『Rosy Maze + I’m Willing』 | 7e.p.

 Rosy Mazeの方、1曲目を聴き始めてすぐに、うわー本当にロバートワイアットだ!って思った。それほど声の質が似ている。しかし・・・・聴きすすむうちに似ているということに捕らわれなくなり、ん〜〜〜これは〜〜〜この感覚はどこかで味わっつた感覚・・・・思い出せない、思い出したい、と思ってたらハイラマズなのでした。ハイラマズを聴いてる時と同じような・・・・これはなんと表現すれば良いのかわからないんだけど。少しひんやりと、でも光が反射するような、そんな美しさも。

 そしてこの盤以上にはまったかもしれないのがカバーアルバムのI'm Willingの方。カエターノ・ヴェローゾイヴァン・リンスなどの曲をカバーしてるんだけど最初淡々とスルスルと聴いていて全然引っ掛からなかった。と言うのかその時にちょっとショックな事があってその時にひたすら繰り返し聴いていたのがこの盤。この淡々とした感じがちょうど良くて無理矢理にどこにも連れて行かない音楽と言うのかちょっとその時はありがたかった。
 後で落ち着いてCDでコンポで聴いたらあれ?こんなに良かったんだ!ってなったんだけど(笑)こちらはカバーアルバムなのでハイラマズ風味はあんまりしないです。

 先日来日されてて見に行きたかったな。



Rosy Maze + I'm Willing

Rosy Maze + I'm Willing