戯言スクラップブック

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ニーナ・シモン「リトル・ガール・ブルー 」

ニーナ・シモンのデビューアルバム。安かったので何気なく買ったのだけれどこれが物凄く良かった。
ニーナ・シモンのアルバムは「ニーナとピアノ」を持っている。その圧倒的なボーカルに驚かされたけれどそのまま聴きこむところまで行ってなかった、ちょとその強さに自分が向かいきれなかったのかな。

このアルバムはお天気の日も曇りの日も雨の日も、どんな時でも聴くことが出来る。そして気持ちをゆったりと広げてくれる。とても心地よい。

もちろん、「Little Girl Blue」を聴きながら何回か号泣しましたが(汗)歌詞がなあ・・・・。
ひとりと言う孤独をものすごく感じさせてくれました。でも雨に打たれながらも彼女の歌声を聴いていると気持ちが楽になる。

バラード調の曲が多いけれどテンポの良い曲も素晴らしい。
そしてピアノ曲も美しい。「You'll Never Walk Alone」を聴きながら窓の外の風に揺れる緑を見ていると何とも言えない気持ちになります。

今このアルバムに出会えて良かった。今だからこうして聴けたのかもしれない。

そしてこの先もきっと何回も聴き続けるアルバムの1枚になるでしょう。

リトル・ガール・ブルー +4

リトル・ガール・ブルー +4