[本棚] 江國香織、松家仁之、湯川豊「新しい須賀敦子」
須賀敦子の世界展での講演や対談などが載っていてとても読みやすかった。須賀さんの著作は何冊か読んでいて、湯川さんの須賀さん本も読んだと思う。この本もちょっと読んでみたいなと思ってたので図書館で見つけたので読みました。
やはり作家でもある江國さんの対談が面白かった。須賀作品との出会いから感じ方など。江國さんならではの語り口。文章に対する姿勢が受け継がれていく様子、流れていくもの。それはナタリアギンズブルグからの流れでもあるんだなあ。(やはり読まないと)
新しい とは 何なのか?これは湯川さんにとっての松家氏や江國さんと語る事によっての新しく感じられた須賀さんの新たな魅力なんですね。
また本棚から引っ張り出して須賀さんの文章に手を浸したくなりました。