日本文学100年の名作第2巻1924-1933 幸福の持参者
アンソロジー2巻目。読んだことのない短編が多くてそれぞれに味わいがあって良かった。そして後ろの読みどころを読むのもまた楽しい。選者がどういう部分を気に入って選んだのかその短編に対する愛情みたいなものが伝わってくる。一番好きなのは中勘助「島守」。風景と心持と時間の移り変わりと静けさと。
日本文学100年の名作第2巻1924-1933 幸福の持参者 (新潮文庫)
- 作者: 池内紀,松田哲夫,川本三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/09/27
- メディア: 文庫
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