ジュリアンバーンズ「終わりの感覚 」
この間行った「読んでいいとも!ガイブンの輪」でイヤガイブンとして紹介されてて購入した本。さっそく読んでみました。
自分の頭が悪いせいなのか最後まで読んで、ん?これはえっと、どういうこと?と理解できなかった。パラパラと読み返してみてなんとなくそういうことなのかな?と自分を納得させた次第でこれが本当にあっているのかは不安(汗)色々と疑問に思ったり、じゃあこの人はどういう心境だったのかとかあるけれどネタバレになってしまいそう。主人公以外の人への不満もあるし。
自分が若い頃に犯した恥ずかしい色んな出来事、たしかに自分のなかで都合の良いように封印されているものかもしれない。でもこの主人公がそんなにひどい事をしたとはあまり思えなくて若ければそういうこともするよなあと思ってしまうんですが・・・・そういうことって誰のでも起こりうる。
反対にこの初老の主人公の現在の語り口にちょっといらっと来てしまう。年齢を重ねた人のいやな感じ。
もしかして自分もこんな語り口をしているんだったら?!とその部分で嫌な気持ちにさせられた。
- 作者: ジュリアンバーンズ,Julian Barnes,土屋政雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: ペーパーバック
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