戯言スクラップブック

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DRUMANDALA 東京編@六本木Super

 
 バスに乗って上京、今日はドラマンダラ見に六本木へ。昨夜の長野と打って変わって東京は物凄く暖かかった。コートの脱いで歩く。ライブの前にサイゼでお茶、ちょっとまったりしてから会場へ。
 会場に入ったらぐるりと輪にドラムセットが用意されてて中心には白い杖見たいな物が立てかけてあって多分あれが山本さんの振る指揮棒なのだろう(笑)ライブ前にぐるっとドラムを見て回ったけれど誰が誰のドラムセットであるのかはまったくわからなかった。とりあえず椅子に座ったけれど開演が近づくに連れてどんどんとお客さんが増えてこれはもう演奏中に移動してみると言うのは無理な状態だなと思った。出来る事なら山本さんの場所で真ん中で演奏するところ見たり、音を聴いてみたりしたいなあ。

 さて本日の出演者はこちら

コンダクト:山本精一和田晋侍、千住宗臣、迎祐輔、石橋英子、岡本右左無、watchman、山本達久、茶谷雅之、一楽誉志幸、砂十島NANI

 知ってるドラマーの方もいれば知らない方もいる。それに何しろ一度にこんなにたくさんのドラマーを見るのは初めてだし、いったいどんなものが繰り広げられるんだろうと言うワクワクした気持ちでいっぱいになる。多分これは会場中のお客さんが思っていただろうなあ。
 メンバーが登場して山本さんは怪しげなサングラス、そして棒つきのアメをなめながら登場、しかもスポッと棒が抜けてしまって早速笑いを取っていた(笑)
 白いステックが振られて演奏が開始、10台のドラムが鳴らされてもう凄い迫力だ。譜面台にある譜面には8とか32とか書かれていてそれは拍子なんだと思うけどその紙を山本さんが手に持ってぐるりとドラマー達に見せて(次はこれという感じ)ステイックを振ると拍子が変わるというしかけだった。8の所には蜂の絵が書かれていたなあ。あと半分に割られていたりしてそれは半分ずつ拍子が違っていたり、シンバルの絵にカナモノと書かれててそれはシンバルの演奏だったり、葉っぱに雫のようなものがたれてる絵では本当に雫が落ちてる音だったり。 しかし同じ絵でも叩く人によってその表現の仕方が違ってて物凄く面白かった。雫の絵はまさに十人十色だったなあ。

 それからあと山本さんがこの人とこの人と言う感じで指すと、その二人のドラム対決みたいな感じになってこれもまたメチャメチャ面白かった。和田君とNANI
さんの時はステック投げあったりしてた(笑)それぞれが凄く楽しそうに、でも負けませんと言う感じで叩いてたのが印象的。
 あと2音ずつとかぐるっと順番に叩いてたのも面白かったな。音が輪になって回っていき、山本さんが逆に振ると今度は反対に回っていったり、山本さんが音についていけなかったり(笑)
 そんな山本さんの指揮で流れていった感じではあるけれどそこから離れてドラマー自身が主導権とって叩いてる場面もあってそこもなんだかスリリングでどう流れていくんだろうと思わせられて面白かった。
 自分が見ていた場所は茶谷さんの後ろくらい。普段ドラマーを後ろから見ることはないと思うし、和田君のドラムはほぼ横から見たり、千住さんがちょっと見えにくかったけれど体をずらして時々見たら物凄い笑顔で叩いててやっぱり爽やかだなあ〜と思った。でも激しい時腕を大きく上げていた。達久さんは本当に全然見えなくてそれはちょっと残念だった。最初達久さんが何処にいるのかまったくわからなかった、髪の毛切ってたんですね。
 
 しかしそのドラムの叩き方がそれぞれのドラマーの個性があってそこも凄く面白かったです。茶谷さんはやっぱり体が跳ねるようにたたいてたなあ。
 最後、山本さんがマイクを持ってそれぞれのドラマーの名前を紹介。「また会いましょう〜」と言ってスタンドなどを床に投付けてちょっと凶暴化してた(笑)楽しそうだった。いやあ・・・本当に山本さんが羨ましい、絶対気持ち言いはすだもん。

 もう楽しすぎて楽しい気持ちのまま帰った。絶対またDRUMANDALAやって欲しい。