戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

割礼「星を見る」発売記念ライブ@六本木superdeluxe

 出演:割礼/MO'SOME TONEBENDER

 モーサムと割礼を見にスーパーデラックスへ。自分にとっては久々の(?)モーサム。スーパーデラックスに向かうときにファンの方と一緒になって名古屋やチッタの話などを聞く。自分でそうしたんだけど少しモーサムとの距離感を感じる。去年からの流れにどうしても入り込めない自分がいてそう思いながら見るのってどうなんだろうと思ってチケットを取っていた名古屋のライブを2回とも見送る事にしたのだ。

 今日はタケイ側で見ることに。これが良かったかもしれない。ちょっと新鮮だった。タケイさんは寡黙でシンプルで熱い演奏をしていた。これは向こう側で見ていたらわからなかったことかもしれない。最近のタケイさん大人しいけど・・・と思っていたので。そしてドラムは今日はビッツ君。彼のドラムにもちょっと驚かされた。もうサポートと言う感じじゃなくてしっかりとバンドの音になっていたので。もちろん勇さんのドラムとは違うけれど彼自身の音のモーサムになっていた。だからかもしれないけど曲がピシッとはまってきてたように感じた。4人で演奏始めた頃はどうしても自分の気持ちの中に違和感ばかりが渦巻いていた、でも今日はそういう部分はなかったと思う。こうやって4人でやるならいっそ本当にビッツ君も入ってモーサムは4人になればいいではないかとふと思った。もちろん不満がないわけではない、百々さんのギターソロが少なくなった事や、正直イサムさんのやりたい事が私にはよくわからないことや、あの3人で見せてきた緊張感やら・・・・でもこれだけ4人にこだわるのならいままでの3人を捨て去るくらい4人にこだわるだけのものを見せて欲しい。

 百々さんがこの一年しょっぽい一年やったけどとMCで言ってたけどあれどういう意味やろう。アルバム、一度作り上げたのをまた作り直してとも言っていた。

 ああ・・・もう色々思うのやめようと思ってたのに書き出すとやっぱり書いてしまう。音楽をやる側はやりたい事をやるのだし、聞く側はそれが聞きたいと思えば聞くのだしライブに行くのだ。それだけだ。音楽に対してもっとラフにフラットにいこうと最近思っているのになあ。
 本当は今日のライブをみてもし自分が何も感じなかったらしばらく本当にもうライブは行かないかもしれないなあと考えていたけれど今日のライブは中々面白かった。最初ちょっと身構えて見ていたけれどだんだんと踊ったりもしたし、後半にやった方の新曲は新しくて懐かしい感じで面白いしかっこよかった。あと良かったのは素の感じがしたからだと思う。会場も、割礼と一緒というのも自分の中で一体化してよかった。なのでまた見に行きます。

割礼
 素晴らしかった。素晴らしいとしか言えない。多分2,3回ライブは見てるんだけどこんなに真剣に見たのはじめてだと思う。すごいゆっくりなんだけど物凄い濃厚さ、ギターの音が・・・・・ただただ立ち尽くしてじっと見ていた。
 歌詞は・・・・多分男女の恋愛の詞だと思うんだけどその世界も凄いなあと思った。サイケであるけど日本的なあのじめじめさがある。
 とろけてしまったのでCDを買ってかえりました。ひとりで部屋でじっと聴こう。