戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

山本精一 うたものソロ 見汐麻衣 + 山本精一デュオ 見汐麻衣 + 石橋英子 + 山本達久、他@新川七針

 山本さんを見に七針へ。八丁堀駅を出て橋を渡る時かすかにスカイツリーが見えた。かすんでいてぼーっとだったけど、あっ!と思ってなんか嬉しかった。

 七針に着いたらもうすでに開場待ちの男の人が5人くらい並んでいた。リハがおして20分遅れで開場らしい。静かないい感じの通り。ちょこちょこっと食べ物やさんとかあって会社帰りの人たちが時折通りかかる。並んでいる人たちをみて「何があるの?」と不思議そうな表情になるのが面白い。

 日も暮れてきて暗くなってきて開場。その時に入り口のカーテンを押さえているおじさんがいてハコの人かと思ったら上の階の散髪屋さんのおじさんらしい。「いつもやってますからね〜」とニコニコしてたのが可笑しかった。

 七針はその建物の地下にあってライブが行われるスペースは四角い部屋だった。ずらっと小さい椅子が置かれていた。壁は白く塗られてなかなか良い感じの空間。

 山本さんのソロが最初。最前のお客さんがみんな男の人なのを見て「ふ〜ん珍しいなあとぽつり。
 飛ぶひとからはじまり次は新曲なのかな?私はあまり聞いた事のない歌だった。そして早川義夫さんのカバー、「時計を止めて」?

 そしてピアノに石橋さん、ドラム山本達久さんをむかえて「水」を。ここでぐっときてしまってなんか泣きそうになってしまった。すごく良くて歌詞をずっと追いながら聞いていたら本当にきてしまった。
 そしてロバートワイアットのカバー、いつもやる〜屋根をつたう猫の鳴き声〜(題名がでてこない、すみません)って歌詞のはいった歌、「空の名前」をやりました。
 
 つぎに見汐麻衣さん。見汐さんの歌い方も特徴があって新鮮だった。一度阿佐ヶ谷でソロを見たんだけどその時には判らなかった。幅のあるラフな歌い方が気持ちよかった。
 
 見汐さんの演奏終わって全員であの素晴らしい愛をもう一度、ベルベットアンダーグランドのカバー。

 そしてアンコールは見汐さんと山本さんのデュオで インスタントコーヒー♪という歌詞の出てくる曲(高田渡の曲?)を。これもまた良い歌だったな・・・誰の曲か分かる人教えてください。

 今日のライブのこのいい感じは多分この七針という場所の空間によるものもとても大きかったと思う。この場所と今日の出演者との作り出した空気があったと思う。そう考えるとライブをやる場所って重要なのかもときょうはじめて思った。