第3の層
サッカーの試合の余韻覚めやらず。結局3時間も寝ないで仕事へ。寝不足って頭の芯が熱を持ったような感じになって意識がしっかりしない。なのになんか気持ちは感動で高揚してるという・・・。
しかしそんなぽわんとした感覚もばしっと覚めるような出来事が。冷凍庫が昨日の雷でやられた模様で機能していない・・・・。このまま修理の人が来るの待ってたらどんどん解凍されちゃうということでスーパーの冷凍庫に資材を置かせてもらうように頼んで資材を移動。昨日私が帰った後激しい雷雨で店全体が停電したそう。しばらくして復旧してその時は大丈夫だったらしいのに。
本当にこれからは気が抜けないなあ・・・・。出かけるとき自宅のパソコンやテレビの電源抜くの忘れないようにしようっと。しかし冷蔵庫だけは電源抜くってことは出来ないもんなあ。
銀色夏生さんの「つれづれノート18」を読んでいたんだけどこれはやっぱり17から読まなきゃだめだなと思っていま17を読んでいる。銀色さんなんかずっと気持ちが沈んでるんだなあ・・・・。銀色さんの生活って自由で気ままでいいなあ・・・たくさん映画見て、美味しいもの食べてとか思うけれどきっとそんな単純なことではないんだろう。深く色んなことを考えれば考えるほど考える事って増えていくような気がする。
それから今朝朝刊を開いたら阿部和重氏の写真が。西南学院大学の宣伝みたいなページで先日西南学院大で行われた講演会の様子が載っていた。「フィクションとリテラシーについて」フィクション、創作物についての話。こうやって記事を読んでるだけで面白そうだなと思った。
よく創作物を「リアル」という言葉で評価しますが、現実をありのままに表現することなどできるはずがない。創作物というのは、本来、不自然で作為的なものなのです。
技術的に作られたものの持つ、時計仕掛けの正確性のようなものに感動を覚えるということもあるわけで、形式主義者を自称している僕としては、そういうものの素晴らしさをもっと味わっていただきたいと思っているわけです。
フィクションが現実とも夢とも異なる、第3の層みたいなものとして存在するんだということを、漠然と考えながら、映画から小説のほうへ行ったということはあるとおもいます。
ふ〜む・・・・「第3の層」か。