戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

SPANK PAGE PRESENTS CIRCUS @代官山UNIT

SPANK PAGE/MO'SOME TONEBENDER/[Champagne]

 モーサムのライブを見にUNITに行ってきました。前回のラママから2週間ぶり。多分そうだろうなと思っていた通りステージには3本のマイクが並んでいて今日も4人体制モーサムだった。前回SPANK PAGE のドラムの方がサポートされてたので今回もそうかなと思ったけど今日はビッツ君でした。

 単純にライブを見ていて思ったことは、ああ・・・・これってなんか今まで見てきたモーサムとは別バンドなんだなと思ってしまった。新曲をたくさんやっていたのだけど音がデジタルっぽいと言うのかユーロビート(なんかとっさに思ってしまった)80年代のニューウエイブっぽさ、なにかの曲の時にはアンダーワールドですかい!?と思ってしまった。そしてそういう曲をやる別のバンドとして見たら普通に楽しくも見れるなと思ってラママの時のようなじりじりとした気持ちにならなかった。

 ビッツ君含めての4人のバンド体制としてだんだん出来上がってきたと思ったし、ああこっちの方向なのかと次のアルバムの方向性も見えてきた感じ。ただ今までやってた曲をやられるとやっぱり違和感があってこうじゃないよーと言う思いは捨てきれない。今まで見てきたモーサムを求めればもっと百々さんの切れるようなギターを聴きたいし、イサムさんの叩くドラムを見たいし、タケイさんは大人しすぎるように感じるのだ。でもまあこちら側が求めてるものと違ってもこれが本人達のやりたい方向ならもうそれをやっていただくしかないよね。そして出されたものを見て聞いて自分がやっぱり見続けていきたいかどうかってことなんだろうな。まあいいんじゃないだろうか、これまでだってアルバムごとに色んなふり幅でやってきたんだし、今度はこっちの方でじゃあ突き進んでみればいい。でも今までどんなアルバムが出てもやっぱりモーサムモーサムだと思えたことが次回どう感じるかだろうな。

 そしてビッツ君のドラム自体は好きなので後半とか殆ど彼のドラムばかり見ていた。これもどうかと思っちゃったりするけど、全身全力ででドラムを叩いてる姿は清々しさを感じる。
 今日のフロアはわりに大人しめな感じだったのにhang songの時かな百々さんが「皆でオフィシャルに映ろう」見たいな事を言った途端ドーっとモッシュが起こったのもなんかシラーっとしてしまった。

 でもまあ、ライブの楽しみ方とか人それぞれ、さばさばと好きなように行くしかないよね。

 ライブが終わって皆にどうだったと聞くとやっぱり「あれって別バンドだよね〜」とか「三人がいいよ〜」という声。居酒屋に行って大酔っ払い大会本音炸裂トーク。しかし・・・・・思ったのは皆モーサムが好きなんだなと思った。