戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

GRAPEVINE Tour 2009 @ Zepp Tokyo

 旅行最終日、そして今日はバインちゃんZepp Tokyo、個人的にツアー最終日。
朝、山下公園だとか港の見える丘公園だとかまたもやわしわし歩き回り午後お台場に到着〜。懐かしいなあZepp Tokyo 、何時以来だろう?開場時の呼び込み50番単位ってアバウトすぎるやろ!まあそんなで名古屋以来西川さんとの距離がどんどんと遠くなっていくのが寂しい。でもまた定位置右端の前方付近で見てまいりました。やぱり今日も土曜日だからか男のお客さんも多い。

 メンバー登場〜。開場前友達と今日のシャツはなんだと思う?なんて話をしてたんだけど見事水玉シャツ!当たりました。勝負シャツかしら?(笑)田中君が沖縄残ってるけど最終日のつもりでと言っていた。そして「忘れてしまった記憶とか、風景とか、感じてくれれば、心を込めて演奏します」との言葉。今回のツアー田中君が心をこめてとよく言ってるけど、なんだろう・・・・このツアーで演奏する事への思いが本当に伝わってくる。

 序盤から西川さん良く動いてて熱はいってるなあと思った。Twang の最後からPity に入るところのあのピーンとした空気が張った感じ、もうこれはツアーでしか聞けなくて、自分が見れるのは今日が最後とか思ってしまう。もう・・・なんだろう一動き一動き目に焼き付けようと思って見ていた。見ていたんだけどライブが終わったら今日の西川さんの動きはあんまり覚えてなくて、今日のライブ全部の中に飲み込まれてしまった感じ。一塊になってズーンと胸の中に残っている感じ。

 そして今日も「SUN 」をやってくれた!今日も後ろの高野さんのところに行って黒板消し状のハコ?(正式名称が判りません)を取ってきた西川さん。正直最初に「SUN 」でこれを使うのを聞いたときはちょっぴり違和感を感じたんだけど今日はその音が柔らかく溶け込んでくるように感じた。「Vex 」の指の動きは今日は照明の関係であまり見えなかった。一つ、まぶしいジャマなライトがあったので。でも今日はそんな照明にも注目して楽しめた。いつもあまり見てないんだけど、金戸さんのブログにも照明に注目してみてくださいとあったし。西川さんの姿は見えないんだけどその黒いシュルエットが凄くかっこよかったり、いつもは西川さんの背後から出ているあのレーザー光線みたいな光を横から見たり、あと今日は田中君の影がずっと横の壁に映っててそれも印象的だった。今日の「hiatus」のソロ部分は正当調から少し音をはずした感じにもって行ってた。本当にこの曲もしみじみ好きだな。

 さて恒例のワインコーナー、またも西川さんの誕生日ネタ。オメデトウの拍手の中、西川さんはピックを手に取り会場にひらひらと投げると言う、しかも3、4枚大判振る舞い、まるで豆まきのように(笑)西川さんがないかしゃべろうとした時に田中君が話し出して、お互いにマイクを「どうぞどうぞ」と譲り合ってたのも可笑しかった〜。

 「Turd and swine 」田中君も左手をスライドさせてたんだ!と今日はじめて気がつく(笑)いかにいつも西川さんしか見てないというのを思い知らされた。もしかしたら今日が一番遠くからステージ全体を見ていたかも知れないので西川さんの向こうの田中君の動きも一緒に見えるという感じで(笑)そのスライドさせる二人がまたかっこよかった〜。

 本日のパーマネンツはなんと3曲も!でも「smalltown,superhero」がやらなくて残念(と思ってたらアンコールにやったんだけど)唯一のコール&レスポンス。グレイプバイ〜ンの呼びかけの後何してたんですかの問いかけに金戸さんのゴルフ話を聞いていたと西川さん(笑)なんかもう・・・・どんどん緩いと言うのか・・・・すごい素と言うのか・・・・・それがなんともいい感じだなーと思った。

 後半線、「疾走」はやっぱりいいなあ、気持ちが上がる!終盤、やっぱり1曲1曲、間を取って演奏される。開場もそれをじっと待っている。「小宇宙 」では胸を締め付けられる感じ、「指先」では照明が殆ど真っ暗になってその中で演奏されたのが印象的だった。そして「CORE 」は圧巻だった!いつもより長かったんじゃないかなあ。もうぐっと曲の中に入り込んでしまった。本編最後「フラクタル」でコーラスする西川さんをボーっと見ていたような気がする。

 アンコール、ステージにあらわれたのは田中君と高野さん、そして「smalltown,superhero」を。演奏する前に田中君が会場をぐるっと見回して「色んな年代の人がいるけどみんなの子ども時代はどうでした?・・・・僕は早く大人になりたかった」と言って演奏。 やっぱり泣いてしまった。

 そして最後なんか中途半端なグレオプバイ〜ンな呼び出しでメンバーがステージへ。スタッフからSGを渡されたの田中君がえ?ってリアクションにまあまあと流すスタッフさん。どうも最後の曲は本当は「鳩」じゃなかったっぽい。嬉しそうに田中君に話す西川さん(笑)もう、初っ端の田中君のシャウトも凄かったけれど二人の向き合ってのギター合戦ときたら!残念なのは西川さんの背中しか見えなかったことだけどいったいどんな表情してたんだろう。ひとしきりたってから戻ってくる時の西川さんの笑顔、本当に楽しそうだった。

 2010年もよろしく、2010年代もよろしく〜と言いながら去っていく田中君、気がつけば9時、3時間もやってくれた!

 私のツアーは終わってしまったけれど物凄い充実感。あらためてツアーを見てきて「Twangs 」というアルバムの世界を堪能したような気がする。ただ濃い締め付けられるような感覚だけじゃなくて、体がふわっと軽くなるような部分とか・・・・それは「Twangs 」の世界だな、また世界が広がったなーと思った。そして新曲にも繋がっていると思った。




セットリスト、いつものようにミクシさんからお借りしました。

Twang
Pity on the boulevard

NOS
Reason
空の向こうから
SUN

Vex
hiatus

She comes(in colors)
Turd and swine

遠くの君へ(パーマネンツ)
会いにいく(パーマネンツ)
それでも(パーマネンツ)

新曲1
Darlin' from hell
Afterwards
ジュブナイル
疾走

それを魔法と呼ぶのなら
小宇宙
指先
CORE
フラクタル

E.C.1
新曲2
BLUE BACK
FLY

E.C.2
smalltown,superhero(パーマネンツ)