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思った以上に忌野清志郎さんが亡くなられたことがずっしりときているのに気づく。
最初に訃報を聞いたときにでも何故か覚悟していた、そして静かな気持ちだった。けれど葬儀の様子をテレビで見たときに、遺影の忌野さんを見たときに本当に違和感でいっぱいになった。やっぱりこの世界からいなくなられたと言うことが信じられない。
学校から家に帰って毎日レコードに針を落とした事や、はじめて生のライブを見たときのことや(凄まじいモッシュの波に友達が流されていった・・・・)、ライブの後のサイン会で両手で握手していただいたことや、フジロックのマントショーを友達と見たことや、他にもいっぱい色んな事を思い出す。
ひとりひとりの中にそれぞれの忌野さんがいる。自分の中にも自分の忌野さんがいる。だけどもう彼の姿を見る事が出来ない。