戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

『SHIMOKITA VOICE 2008』@下北沢タウンホール

 と言うことで行ってきました。本日の内容

●メッセージ朗読〜「下北沢のこと」(よしもとばなな著)

●ライブ

山本精一(g)+山本久土(vo/g)+茶谷雅之(ds)TRIO

おおたか静流(歌)+内橋和久(g)

原マスミ(歌/g)

 最初に下北沢の商店の方がばななさんの文章を朗読される。下北沢にはライブでしかこない自分。そこに住み生活している人たちにとっては大きな力で街が変えられてしまうことが耐え難いことなのだと思う。そして地方都市はどこでも同じ風景だ。同じ風景の中で仕事してる自分だけれど・・・・。そこには人がごちゃごちゃといるけれど駅前の商店街はシャッターだらけだ。

 司会の人の紹介で山本さん登場。最初は山本さん一人のソロから。演奏の前に色々しゃべっててその内容が山本節炸裂で、司会の人がちょっとひいてるのがわかった(笑)山本ファンはああ・・・・と思うけど初めての人はとまどうだろうなあ・・・・だんだん後ろに下がっていってそうしたら山本さんが「もっとこっちに来てくださいよ」なんて言ってた。 
 今日は歌物で、やっぱり山本さんの声はいいなあと思いながら聞く。それから久土さんと茶谷さんもはいって3人のトリオで演奏。たしか高田渡さんの歌?もやってた?久土'N茶谷の定番、「UFO」やら。しかしこんなホールで座って3人の演奏を聞いてるのがなんだか不思議な気がする。

 ちょっと不満だったのは「バケツの歌」とか「まさおの夢」とか久土さんが歌ってて、途中から山本さんも歌ったけれど、やっぱり最初からしっかりと山本さんボーカルで聞きたかったな〜と思った(久土さん、すみません)ギターの音や何やらにボーっとしてる間に最後「夢の半周」になってしまった。もう少し聞きたかった。最後ステージひける時に山本さん、なにか言いたげなのがまた可笑しい。

 次のおおたか静流さんになったら空気ががらりと変わる。やっぱり歌が凄くて声が会場中を満たしてた感じだった。

 最後の原マスミさん、ばななさんの本の表紙などで絵は知ってたけれど歌を聴くのは初めて。と言うか原さんのキャラクターにちょっと驚いた!もっと、こう、なにか、「オレはアーティスト!」みたいな感じかと思ったら全然違ってた。なんか・・・・面白い人だった、すごく。

 最後に全員でセッション!山本さんはまた・・・な事歌ってたりしたけどギターがめちゃめちゃ素敵だった!


 いい感じで会場を出て携帯を開いたら警報メールがいっぱい来ていてびびる。そして外は雷の音がゴロゴロ!あ、あんなに晴れてたのに。ライブ後の余韻に浸りながらお茶でもしたかったけれど、電車でも止まられたら一大事なので早々帰る。 群馬に着いたらもう雨も殆どあがっていた。峠を車で帰る。