戯言スクラップブック

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山口洋&リクオ「THE HOBO JUNGLE TOUR 2008」@長野ネオンホール

 昨日はバスで東京から帰ってきて午後仕事だった。眠くて眠くてたまらなかった。本日は1時まで仕事。朝、天気予報見たら日本中で長野が一番暑かった30度の予報。仕事を1時であがったら汗みどろのテラテラだったので家に戻ってシャワーをあびてから長野に向かう〜。本日は新潟の友達と山口洋さん&リクオさんのライブをネオンホールで見る。待ち合わせた友達は善光寺に行ってきたら日焼けをしてしまったと言っていた。本当に今日はもわっと暑い。日差しも強力だ。何者をも通さないパキッとした太陽光線だ。

 お昼を食べてなかったのでモスにて夕方までしゃべりながら過ごす。モーサムのこととか。モーサムの次のアルバムのこととか、百々ナイトのこととか。
 それからネオンで山口さん見たのって何時だっけ?とか。本当は覚えていたけれどなんとなく言えなかった。ライブが終わって幸せ〜な気持ちで帰ったあと家人にびっくりすることを聞かされた夜だった。その夜のことを思い出すとさすがにしんどい。

 でもまたこうしてネオンで山口さんが見れる。新潟の友達と一緒に見れる。それがなんと幸せな状況なのかと思う。ネオンはそしてやっぱりいいハコだな〜とつくづく思った。なにかゆったりした時間が流れている気がする。他のライブハウスとは違う空気。(トイレは遠い昔のお婆ちゃん家のトイレの香りだ)それから開場を待ってたら向かいにある大○のおもちゃの店の人が出てきて猫に話しかけてるのかえさをあげてるのかしてて何か独特のよい風景だなと思った。

 リクオさんとのライブを見るのは何度目だろう?最初から二人の表情が可笑しくて笑ってばかりいた(失礼だよね)近すぎてダイレクトだったんだもん。そして近すぎてというか真近で山口さんのギターを弾く手を見れたのは良かった。大きくて男らしい手だった。その手がギターの上を滑らかに動いていく。滑らかでいて力強い!やっぱりギターリストの手元を見るのって好きだなあ。その人なりの手の表情というものがあるなとあらためて山口さんの手を見ながら思った。

 リクオさんの曲にも馴染んできていいなあ〜と聞き入ったり、手拍子してはじけたり、参加したり。最初リクオさんの曲なのに山口さんがギター弾きまくりでちょっとうるさいほど弾きまくりで(笑)今日は熱いなあ〜と思った。長野が、長野でライブするのが好きになってくれたら良いな。

 2部はよりじっくりと歌を聴けたような気がする。照明がろうそくの明かりのように揺れてみたりとてもよい雰囲気だった。またちょっと昔のお婆ちゃんちのあかりを思い出した。

 満月の夕べとか出発の歌とかとてもじんわりと染みた。そしてリクオさんの静かめの曲はするすると身体のなかに入ってきて気持ちよかった。あとあの名言が出てくる曲、一つ一つの言葉をじっくりと反すうしていた。言葉って素晴らしい。

 あの二人が前に出てきての演奏は凄かったなあ(笑)迫力がありすぎでした(笑)

 ライブの余韻にひたってゆっくりしたかったし、友達とゆっくり飲みたかったけど地元ならではの交通事情があって一人ネオンを後にする。怪しい通りをひとりするすると駅に向かって歩く。何回もタクシーがついてきた(笑)夜の空気が気持ちよかった。ああ、そういえばモスを出てネオンに向かう時の夕方の空気もなんとも言えず良かった。夏の夕方の空気だった。