戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

高山なおみ「日々ごはん」⑩

 買ってあった「日々ごはん」⑩を読む。⑨も買ってあるんだけどさきに⑩を読んでしまった。
高山さんの日記が好きで、いつも出ると買ってしまう。時々はサイトのほうの日記も見ていたけれどこの2月で日記は終了してしまったのでとても残念だ。だけどあとがきにも書いてあるように「次の広場へ出かけてゆこうかと思っています」と言う事なのだろう。最近絵本?も出されたり、「真夜中」と言う雑誌に書かれてる文章を読んだらとてもよい文章だった。きっともう動き出しているんだと思う。けれど「日々ごはん」は12巻まで続くそうなので楽しみにしていようと思う。それに何回でも繰りかえしてよんでもいいと思える日記。

 二月七日の「本を読む時って、たぶん私はそのすき間に入りこみながらたゆたうのだと思う」から続く本を読むことに関しての文章。 二月十四日の乳がんの検査の結果を聞きに病院にいった時の日記。自分の中にふっと入り込んでくる。

 あと時々「ダラダラのダラダラ日と決め、布団の中で寝たり起きたり」な日があってそういう日を読むと何故かほっとする。

あとがきに庄野潤三さんの「夕べの雲」の文章が載っていてこれも素晴らしかった。

今度、日本経済新聞に書く小説には、生田の山の上へ引っ越して来てからのことを含めて現在の生活を取り上げてみようと思っている。「いま」を書いてみようと思っている。その「いま」というのは、いまのいままでそこにあって、たちまち無くなってしまうものである。いまそこに在り、いつまでも同じ状態でつづきそうに見えていたものが、次の瞬間にはこの世から無くなってしまっている具合を書いてみたい。

日々ごはん〈10〉

日々ごはん〈10〉