細野晴臣「地平線の階段」
友達に借りて読んだ。読みながらこれは読んだことがあったような気がすると思った。多分あの頃に。あの頃とはYMOの時代に。それから横尾さんの本とか読んでたな〜。なので真剣に読むというより懐かしみながら読んだ。これが書かれてから随分たったけれど今の細野さんはこういうことは考えてないのだろうか?どうだろうか?
「人生そのものがその人の趣味による選択の積み重ねである」スーザン・ソンダク
「音楽でなにが好きですかっていうと、ソウルだとかブルースが好きとか、いろいろあるけど、ぼくはそうじゃないんですよ。ソウルでもブルースでも演歌でも童謡でも、クラシックだって何でもいいんです。とにかく自分の一番深いところに感応するものだったら、なんでもいいんです。だからカテゴリーで決めちゃダメだと思う。そうすると、いわゆる音楽ファンになっちゃうからね。そうなったら自分の生き方とたいしてつながらない。現象的につながってもアクセサリーやファッションになっちゃう。それだけじゃ生きていけないからね」横尾忠則
この本に出てきた言葉。なにか勇気付けられる。
- 作者: 細野晴臣
- 出版社/メーカー: 八曜社
- 発売日: 1979/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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