岸田今日子「二つの月の記憶」
炬燵にもぐりながらぼーっとなりながら、でも一気に読む。
どれも短い短編が7つ。
1話目の「オートバイ」がもうたまらなくかっこよすぎて、ちょっと頭をがつんとやられました。ああ、岸田さん自身に演じてもらいたかったなあ・・・・。マンディアルグの「オートバイ」と言う小説も読んでみたい。
他の短編もぞっとさせられたり、ユーモラスだったり、そしてやっぱりちょっといやらしかったり、それぞれの色と空気が流れている。
岸田今日子さんは本当に亡くなってしまったのかな?と不思議な気持ちになった。
装丁が素敵で(カバーをめくって感心してしまった)みたらやっぱり祖父江さんだった。
- 作者: 岸田今日子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 単行本
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