戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

感触

 本当ならいっていたライブ。今日はベースメントでMJQとキリヒトでした。久々にキュウちゃんのドラムにしびれたかったわん。そしてキリヒトで踊りまくりたかった〜。それから昨日の本当ならいっていたライブは岡村ちゃんでした。
 本来なら毎日毎日ライブだった・・・・最初は毎日仕事13時UPにしてて毎日日帰りする予定だったんです。しかしこれ本当に実行してたら今頃死んでるなあ・・・・。

 と言うことで今週はスケジュールの変更をだして毎日とにかく仕事の毎日です。仕事終わって帰ってきて晩御飯作って炬燵に入って本を読む。今読んでるのは銀色さんの「銀色ナイフ」なんだけどサクサクと進んでいかなくてそれでちょこっと違う本を間に挟むことにした。「ペン先の殺意 文芸ミステリー傑作選」と言う文庫本。その最初に入ってた谷崎潤一郎の短編を読んだんだけど奇妙な話で銭湯の湯船の底に女の人の死体が沈んでてその髪の毛や体の足に触れる感触がなんだか伝わってきてちょっとぞわーっとした。そのヌラヌラの感触、足の裏がムズムズしてしまった。谷崎って実は初めて読んだんだけど凄いですね。

 そんな不思議な感触に浸ってるうちにまた転寝してしまい、そのせいか12時頃に目が冴えてしまい意味もなくテレビをぱちぱちとする。「怒りオヤジ3」というのがやっていて面白かった。名人がボクシングの竹原慎二、挑戦者?が一般人の43才フリーター。別にボクシングで対決とかするんじゃなくて言葉の対決。43才の人の今までの人生の本当ならこうであったのにと言う思いや、うまくいかなかったことについての愚痴。その原因をすべて周りの人や親のせいにしてる姿になんか自分にもこういう部分あるんじゃないかと思ってちょっと恥ずかしくもなった。(今週は特に今日は本当ならこのライブだったのにと鬱々してるものですから余計に)
 生きていく為には(食べるために)働かなきゃならないんだと言う竹原の言葉が重かった。仕事がなかった時に日焼サロンで3年間くらいバイトしてた話やら。しかもチャンピオンという頂点に登り詰めた後に。奥さんとの夫婦喧嘩の話とかなんか真実味があった。

 豊田さんの歌にもあったなあ・・・・食べなきゃいけない悲しさみたいな歌詞・・・・。あれなんて歌だったっけ?さがしてみよう。