藤沢周「幻夢」
8つの短編。なんかちょっと変な人がいっぱい出てくる。なかでも「袋」って話が面白かった。とても謎のおじいさん?
幻想と妄想と現在とがごちゃごちゃになったような話がおおくてちょっとはぐらかされる感じもする。ん?これって現実のこと?とか。でもなんか好きなんだよな藤沢周。「形式」の文章がよかった。雨の粒や登ってく匂いや・・・流れていく川や・・・・。
そうしてそんな文章にぼーっとなりながら炬燵で転寝してしまった。自分も時間がごちゃごちゃになってしまった。

- 作者: 藤沢周
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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