戯言スクラップブック

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三沢洋紀グループ(from.LABCRY)PLANT(山本精一ニューバンド)森田正章トリオ@難波ベアーズ

本当は今日は来ないつもりだった。3.4日は家でのんびりしたいなあ〜と、あと人手が足りなかったらバイトに入る予定だったんだけど、今日のライブ、どうやら山本さんの歌もの、幽霊バンド改め新バンドと言うことなのでどうにも我慢出来ず出かけることにした。
とは言え…お金が本当にないので新幹線も、特急も使わずすべて在来線で大阪まで。朝8時過ぎに家を出て難波に着いたのは5時半過ぎ、やっぱり疲れた〜。そしてベアーズ、たぶん体育座りなんで汚れてもいい伸縮性のあるズボン。そして靴も軽くて底とか薄めのスニーカーで行った。始めていった時にブーツ履いていってえらい目にあいましたもん。

一バンド目はLABCRYの三沢さんのバンド。LUBALYのライブは一回しか見てなくてモーサムで大阪でやった時。異常にステージが高かったライブハウスだったなあ〜。最近休止してたのだろうか?三沢さんがただいま〜と言っていた。バンド名もまだきまってない様子。曲を聞いてるとほんわかした感じがLABCRYもそうだったかも、と思ったけどうろ覚えです、すみません。

次が森田正章バンド、ちょっと見おばちゃん風なボーカルの方、おいしいワインをくいくいと飲みながら演奏。声がまた独特、そしてMCが可笑しかった。頭にのっけたビールの缶を見事にひっくりかえしてられました。
森田正章バンドが終わって、PLANTのセッティング。予想してたけどどうやら須原さんとふたりみたい(笑)でも須原さんがいて嬉しい。須原さんがいるとほっとする。
しかし…今日は災難が…山本さんの譜面台で山本さんの顔が見えないっ!そ、そんな〜つつっと行って譜面台を下げたい衝動にかられる。いや、しませんけど(汗)

山本さんがつまびく長いギターイントロではじまり。ふーっと体が緩んで溶けていくかのよう…。そこから歌がはじまる、ひとりでいると〜♪たぶん幽霊バンドででも披露されてた曲。山本さんが歌いはじめるとちょっと顔が見えたので安心する(笑)でもギターソロになるとやっぱり譜面台で顔隠れてしまうのでそこはもう諦めてギターを弾く手元をじっと見つめる。
二曲目、ダイヤモンドには誰かが擦り付けた傷がついてると言う歌詞が出てくる曲。
山本さんの書く詞って言い方は変なんだけど宗教的と言うのか…日常とか直接的な出来事に関してではなくて…自分と言うものの存在の意味みたいなのを歌ってるような気がする。そしてある意味しんとした静けさみたいなものがある。(そうじゃないのもあるけどね。)外側から自分の内側を見つめているような…。
前に豊田さんとライブやった時色んな風景を思い浮べさせてくれた豊田さんの詞の世界と、山本さんの詞と、なんて違うんだろう…と感じたのを思い出す。どちらも好きだけど。

今日は山本さん、MCがまったくなくて、PLANTと言うバンド名の事やらこれからの活動やら、ちょっぴり須原さんいじめやら、聞きたかったんだけど、ひたすら曲を淡々と演奏していったなあ。でも曲が進につれて歌ってる山本さんの顔やらギターを弾く手元やら見てる事がなんかふわーっとどうでもいいような気がしてきて、ただその曲達のなかに存在していたいというのか…。ひたすら曲が聞ければいいと言うか…。
3曲目までは聞いたことあるかな?ていう曲で(自身なし)4曲目はたぶん初めて聞いた曲、そして最後5曲目は「空の名前」だった。「空の名前」はやっぱりいいなあ…ひたすらいいなあ…って気持ちに満たされながら聞いている。山本さんが弾き込むギターの音にやさしくあわせていく須原さんのベース。そんな須原さんも好きだなあ。
アンコールの拍手が長くつづいたけど須原さんが「もうやる曲ないんで」と終了。山本さん、ノートをちょこっとパラパラしてたからなんとかもう一曲やってほしかった〜。なぞなぞからもやらなかったのは新バンドと言うのにこだわりがあったのかな?
本音を言うとちょっぴり物足りなかったけどどうやら喉の調子があまり良くなかったみたいで、大丈夫かな…。山本さんの歌ものが大好きなので喉、大事にして欲しいです。
ひとつ疑問。なぜ1997なんだろう?

帰りに山本さんファンのNさんと110円のキャベツ焼きを食べて帰る。大阪やなあ…。
妹に最寄り駅までチャリで迎えにきてもらう。ゴミ袋持った怪しげなおっさんがいてひとりだったら恐かったなあと思った。やっぱり大阪だ。