戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

Grapevine tour2007「ママとマスター」@京都磔磔

京都行ってきた。ツアー始まる前は貧乏ゆえにちょっと迷ってたんだけど高崎、長野とライブが良かったんで番号悪くても、ステージが見えなくても、とにかく磔磔での音を聞きたくなって…。

 京都に着いたら雨が降りだしてきた。四条駅のロッカーを確保して、まずは磔磔に6月にある山本精一さんと鈴木祥子さんのライブのチケを買いに行く。ちょうど磔磔にこれてよかった。バインちゃんはリハやってるんだかやってないんだか外からは分からなかったです。
 その後、やっぱり観光などしなくてドトールで遅いお昼を食べ、ジュンク堂へ行き、大丸をひやかすという…。今日は本が不作だった。買い逃してた野性時代を買う。

 番号がめちゃくちゃ悪いって書いてたんだけど、なんと!良番を譲ってくださる方がいて、今日も西川さんの全身が見える位置でライブが見れた〜!来た甲斐があった〜(涙)

 磔磔は何回かきたことあるのに覚えてたより狭かった。こんなんだったっけ?そしてステージはやっぱり低い。意外だったのはステージの奥行が狭かった事。ずいぶん横に広がってセッティングされてた。西川さんの後ろがすぐ高野さんで西川さん越しに高野さんの後ろ姿が見える感じ。
 あまり遅い時間までライブ出来ないみたいで今日は6時半始まり。客電が落ちてめちゃくちゃ押されるだろうと思ったらそうでもなかった、端っこだったからかなあ。西川さんは胸元に鷲?コンドル?のイラストがあるブルーががったグレーシャツでした。田中君は白、ボタンの重ねめの裏ががストライプみたいになってるやつ。亀ちゃんが黒シャツだったかな?西川さんのシャツ、一番上だけ赤い糸でボタンとめてあるのね。そして今日は髪がきれいにまとまっていた。(気がする)

 今日はよりしっかり西川さんの手元を見てた。もうガン見です。絶対顔よりもたくさん見てたなあ・・・・。ランチェロのスライドギターにまずはやられ・・・・。赤のボトルが滑ってく感じやら、薬指と小指が細かく震えてるのとか・・・・もうたまらんて感じで(汗)中盤くらいまで笑顔でうっとり西川さんを見つめ続けてて・・・これちょっと冷静に考えたらやばいなあ・・・・。

 磔磔のお客さんは思ったよりも静かな印象。長野が最初からワ〜とか完成があがって熱かったのに比べて静かだな〜と思った。じっと見てやろうという感じ。田中君も「京人は大人しいなあ」と言ってた。きょうじんと言う言い方がなんか可笑しかった。私も長野ではフウ〜!とかなんとか声上げてたけど磔磔ではちょっとあげにくかったかもしれない。

 一つ一つの指の動きとかに魅了されてて、そして見てる位置が本当に端っこだったので時々西川さんがギターを弾いてるのを裏側から見る形になったりして(西川さんが中央を向いて演奏すると)それもレアだな〜とか思いながら見てた。そしてCDで聞いてたときは西川さんが弾いてると思ったところが田中君だったり、ああ、ここはただジャ〜ンと音を鳴らしてるだけなのかとか、あと3本目にしてここでこうやって弾くのが見れるって嬉しさがあったり。
 
 中盤にかかってきてただ笑顔で見てただけじゃなくて気持ちの中にじわっと広がっていく感情・・・・。ちょっとした痛みみたいな感覚。たとえば歯がうずくくらいの・・・・その痛みの波がふと頂点を越えてすーっと楽になる瞬間とか・・・・曲を聴きながら何度もそんな感覚に陥る。これってなんだろう・・・・。
 豚の皿のアルペジオの部分がちょっとノイジーになってなかったっけ?そしてそれに続くjuxtaposedはやっぱり凄いなあ〜と圧倒させられる。なんか何回も崩れ落ちそうになる感覚。ああ・・・ほかになにかいい書きようがないかなあ・・・・・。

 田中君は京は○○野郎〜というのを考えてくるのを忘れたらしいです。これちょっと各地の楽しみでもあるのになあ・・・・「おたべ野郎」だろうかとか予想してたのに(笑)10周年という話をして2001年?に磔磔でやったって話したら「行ったよ」ってお客さんがいて「それはそうとういってるな」と失礼な発言を(笑)だんだん南行きが似合うようになって来ました。ファンもバンドも一緒に歳とっていく、みたいな事も言ってた。

 I must be high、始める前に亀ちゃんと田中君がちょこっと打ち合わせ(345みたいな何回繰り返してとめるかみたいな)。そしてそれに照明がぴったりついていってたのが凄いなあ〜と思った。でも腰に手をあてて頭振ってる西川さんの後姿見てたんですけどね。

 田中君は「磔磔は何か住んでるらしくてどんな下手でもうまく聞こえるらしいで」とかアンコール?でも「やっぱり磔磔は違うわ」とか満足行く感じだったんだけど、西川さんはちょっと残念だった。後半にかけて何回もハウってキーンとして、その度にひゅーっと後ろに下がったりして気遣いながらの演奏になってしまった気がしたので。
「誰か〜誰かなんとかしてあげて!」とキーンとする度に心の中で叫んでたんだけど・・・・。う〜んもっと思い切りやらせてあげたかったなあ・・・・。アンコールで出てきたときもちょっと首傾げてたもん・・・・。

 そのアンコールは今までと変わって覚醒〜君を待つ間がきた。覚醒、なんだか物凄くゆっくりに感じたんだけど・・・何でだろう?何を意味する?君を待つ間はいいなあ・・・・目の前で歌う田中君を見ながらPVの若い田中君を思い出したりしてた。
 最後はBREAKTHROUH。BREAKTHROUH終わりいいんだけどちょっとあっけない気もしちゃうんだけど・・・。そろそろくたくたになって終ってみたいかな。

 磔磔の音を〜と言いながらそんなに磔磔を満喫してなかったのはもったいなかったです。後半の西川さんの機材の不調もあったけど、磔磔って存在よりもバインの世界のが勝ってた気がする。でも考えてみたら他のハコに比べて音がまろやかだった気がする。
 あ、西川さんのシャツがだんだん汗で色が変わっていくのがなんとも言えなかったです(そこかいっ!)
 

ランチェロ'58
スレドニ・ヴァシュター
白日
マダカレークッテナイデショー
放浪フリーク
南行
B.D.S.
光について
ママ
アナザーワールド
インダストリアル
豚の皿
juxtaposed
FORGE MASTER
指先
I must be high
棘に毒
COME ON
Scare
FLY
その未来
smalltown,superhero

en.
覚醒
君を待つ間
BREAKTHROUH