戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

MO’SOME TONEBENDER 革命的なヴィジョンを世界に提示するツアー@日比谷野音

ツアーファイナル、野音が終わって3日目。実は今日は4月の11日です。なんだか気持ちがあれやこれや揺れててすぐに感想を書くことが出来なかった。それだけ野音でやる事ってモーサムにとっても大きいことだったけど自分にとっても大きいことだったのかな?正直に言うといつものように楽しくてハッピーって気持ちになれなかったし、のめりこんでしまう事もなかった野音。それでもって当日に思った気持ちと翌日に思った気持ちも違ってて・・・・ちょっときちんと書いておこうかな。

 お昼前に国分寺を出て、東京駅で友達と待ち合わせて、どうしようか〜?せっかくだから早めに行ってリハの音聞こうかという話に(笑)野音は外でリハの音が聞けるからね。
 とっても爽やかなお天気で(今日は雨なんて降らないって思ったぞ)石に座りながらボーっとリハの音を聞いてました。最初にイサムさんが効果音やらなんやらすべての音をチェック、それからタケイさん、百々さんと。もうその音を聞いてるだけでアドレナリンが〜〜〜〜。ちょっと興奮してしまう。そして期待感が膨らんでいく〜。
 爆音リハの流れる公園内は家族連れやらおじさんおばさんの団体やら犬を連れた人や外人さんやらが通り過ぎる。皆さんこの音をどう思ったのかなあ?(笑)ひたすらリハを聞いてる時は楽しくてパラパラと葉っぱが落ちてきて(季節どうなってんの?)すごく幸福な時間だった。

 開演時間が近づくにつれて風が吹いたりしてちょこっと肌寒くなる。開演〜。もしや野音だけのグッズとかあるかも?と思って物販に並んでみるがなかったです。というかスタッフさんの着てた黒地(紺地?)に緑のTシャツと白のTシャツが激可愛かった〜あれ欲しいなあ・・・・。

 別の席の友達のところでおしゃべりしたり(アルコールの差し入れ、Mちゃんからは日本酒もらっちゃったよ)して開演時間を待つ。ステージには大きな牛の絵が掲げられてて(目のところがくりぬいてあってそこが光ったりしてた)うわ〜お金かけてる!なんていらぬ感想まで抱いてしまった。

 いつものようにサイレンが鳴って3人が登場〜予想してた通り百々さんはあのガウンみたいなコート姿、しかもその下には黒のジャケットを着てた。コートは途中で暑いと脱いだけどジャケットは最後まで着てたなあ(なんか切り替えみたいなところにハイピングがほどこされていた)そしてタケイさんも予想通り白のスーツ!!!イサムさんはあの大阪ヤンキージップアップシャツか?盛岡チョイワルお洒落シャツ、どっちだろう?とおもったら後者でしたしかも中のTシャツ(タンクトップ?)とアンサンブル?

 いつものように激しい曲でゴリゴリに押してきて「楽しい〜!」と思っててもあげたし声も上げたし踊ったし。うん、楽しかったんですよ本当に。SUMMER スカ?もかっこいいなあ〜かっこいいなあ〜と思いながら聞いていたし。
 オバケでイサムさんが前に出てきてタケイさんとふたりマラカスを分け合って振って、横で百々さんがアコギ弾きながら歌ってて、ああ・・・・・やっぱりこの3人が好きだな・・・・モーサムが好きだって思いながら聞いていた。

 でもその後のJACK あたりからやっぱりどうしてもがっつり今日のライブにのめり込めない自分に気づかされてしまった。この前の盛岡があまりにも近すぎたせいか?それとも各地行き過ぎたせいか?理由はよくわからない。前の踊ってる人のノリとか見てなんかなあ・・・と思ったのも事実。好きに楽しんでいいんだから何も文句言うことはないんだけれどモーサムのライブでああ・・・・こういうノリの人も来るようになったんだなあとか思ってしまったし・・・。要するに野音という大会場で、皆のモーサムと言う事実を突きつけられて寂しくなっちゃったんだろうなと今、冷静に考えたらそうなのかもしれない。そんな事当たり前なんだけど。
 それでこのツアーの色んな光景がぐるぐる頭の中を回り始めて、それはライブだけのことじゃなくて一人夜行バスを待っていた高松だとか・・・・強風に吹かれまくった四日市だとか、そんな色んなことがどんどん思い出されてきて、なんでライブ見てるのに〜とまた思ってしまい・・・・。冷静に見てるんだけど気持ちはちょっと悲しかったり、寂しかったり。
 ああ、もうズーンとペチカやマカロニの世界に浸りこんでいたいのに。


 そうしてそんな思いのまま最後まで行っちゃったような気がする。それで嫌だ〜このまま終わるのが〜とLucky friendsでキューっとなってたら・・・・あの着ぐるみ隊が出てきたんですよね〜。サプライズはこれか〜と、なんかちょっと笑って、寂しさがまぎれた(笑)ぞろぞろいっぱい出てきてステージ上のメンバーがまったく見えないじゃないですか〜!!!「百々さんが見えないよ〜!」と隣の友達と顔見合わせて笑ってしまう。
パーンと音が鳴って夜空一面に銀色のテープが舞って・・・・・・。
 しかし依然着ぐるみ隊でメンバーの姿見えず。これでいいのか?百々さん?!と思ったら着ぐるみちゃんを掻き分けるようにして前に出てきた百々さん(笑)なんか何回もクルクルまわる百々さん。やっぱりね〜。
 曲が終わって着ぐるみちゃんの頭をなでて腰に手を回して帰って行ったなあ〜着ぐるみになりたいぜ〜。

 アンコールの2回目はやっぱりechoだった。ツアー後半はやらなくなったecho。野音で聞けて本当によかった・・・・。ガーッと頭振る姿に何年前だろうか・・・・スペシャのイベントに行けなくて・・・・テレビで見た野音の中継が蘇った。ちょっと気持ちがいっぱいになった。

 そして・・・・終わった・・・・。

 その日はやっぱりちょっぴりもやもやしたような気持ちでいて・・・・着ぐるみとかが見たかったわけじゃないのに・・・・とか思ったり・・・・・。1曲1曲きっちりと演奏されたよな・・・・なにも悪いことなんかなくて演奏も素晴らしくて、だけどモーサム自身がのめり込んでなかったんじゃないか・・・・とか色んな思いがわきあがってしまった・・・・。
そうだまるでなんだか夢の中の出来事のようだった。映画を見てるような…スクリーンの中の出来事を外側から見てるような感覚…。
 そして国分寺に帰って寝たんだけど明け方に物凄く寂しい思いで目が覚めて、どうしようもなくなってしまった。
野音はやっぱり別物って思ってたんだけど、彼らにとってのこのツアーのゴールは野音だった訳で、そして特別なものだけにしっかり1曲1曲大事に演奏したんだろうし・・・・緊張もしただろうし、意気込みもあっただろうし、色んな演出も凄く考えてやられたんだろうし・・・・そう思うと気持ちが変わっていって・・・・野音はこれでよかったんだなと思えるようになってきた。ヘリコプターが上空を飛んでいて百々さんが空を見上げてたな・・・・。タケイさんが物凄く頑張ってて、Lucky friendsの時に雨がいっぱい降ってきて、それからあの動物達もなんだか愛しく思えたりして。

 この野音を終えて確実に一回り大きなバンドになっていくモーサム。ちょっぴり寂しいけどまだまだ見ていこうと思います。



smashingmag、野音はこんな感じ。

http://smashingmag.com/tour/07tr/070408mosome_saya.html


Tiger

ボルケーノラブ

ダミアン

ロッキンルーラ

ビートルバーナー

慈・善・事・業

SUMMER スカ?

You are Rock’ n Roll

オバケ

JACK THE TRIPPER

秘密にしようよ

ペチカ

マカロニ

Have you ever seen the stars?

HigH

STOP THE MUSIC

GREEN & GOLD

hang song

DUMDUM PARTY

hang song

We are Lucky friends


アンコール

冷たいコード

凡人のロックンロール

アンコール2

echo