湯本香樹美「ポプラの秋」
秋だからひっぱりだしてきた。読んでなかった本。思ってた程引き込まれなかったけど部分、部分はよかった。オサムくんと教会のキリスト像にいろんな物を供える所とか。その都度キリストの表情が違って見えた所とか。
あと暗い穴。それはとても実感できる事だなあと思った。気付かないふりして生活してるけど足元にぽっかりあいた穴があって何時そこに足をとられるかわからないと言う不安感。去年、急に義父が亡くなった時から頭の中にそういう映像が思い浮かんだりする。
最後の母の手紙にはちょっと驚かされた。