長嶋有「タンノイのエジンバラ」
そんなわけで首が痛くてうじうじしてたのであまり本も読めず・・・・1冊だけです。
長嶋有さん「猛スピードで母は」に続いて読むの2冊目。ふ〜んとにや〜っとしてしまう感じで激お勧めですよん。なんか色んな所にああ、いいなあと思う部分があってぽわっとします。ちょっぴり切なかったりするんだけど温かい。「夜のあぐら」とか「バルセロナの印象」とか肉親の間に流れてる反発する気持と懐かしさと愛しさの微妙な感じがいいなあ〜と思った。兄弟とか、姉妹とか、こういうあいまいな関係だよな。
表題作の「タンノイのエジンバラ」の女の子も魅力的だし、最後の「三十歳」は手フェチさんにはたまりません。ずるい男なんだけどね。
- 作者: 長嶋有
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 文庫
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あ〜あ、文庫本の装丁が素敵なのに画像でないよ、はまぞうくん。