戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

Pixies@STUDIO COAST

Pixies Tribute “Alive”〜 Pixies/BEAT CRUSADERS /MO'SOME TONEBENDER

 STUDIO COASTスーパーカーの解散ライブいらい二度目。ロッカーが外にしかないのはこの極寒の季節には辛いと思う。しかし、人の集まりが悪いな〜。ピクシーズ、ワンマンじゃないのがかえって仇になってるような気もしなくもないけど…モーサムも、ピクシーズも両方見れるのは自分にとってはかぎりない幸せ。

会場に入ってステージ上のセッティング見たら最初はビークルらしい。Mちゃんが初期ビークルのファンで、今どんなふうだか見てきてと言うことなのできちんと見ようかな(汗)
 もうね〜イメージだけで苦手意識が増大してますからね。しかも、ダイバーとかでるよと脅かされたのでちょっと緊張。お面をつけてメンバー登場、しかしすぐに投げ捨てる〜ああ、こういう顔だったのね。案の定どっと押し寄せる人、女の子が多かったけどけっこうビークルファン来てるんだなーと思った。
 ライブが始まった途端皆さんいっせいにこぶしを挙げてたてのりジャンプ、けっこうがつんがつん押された〜。音はもっと嫌かとおもってたけどそうでもなかったし、最大に苦手な下ネタトークも例のコールアンドレスポンスにとどまったので良かった(どうも苦手なんですよ、この感じの下ネタトークが。下ネタのつぼが違うとでも言いましょうか…)

ビークルが終わってセットチェンジ。ピクシーズの器材が後ろにあるからだろうか?イサムさんのドラムセットがやけにやけに前に!すごい底辺の長い三角だったなあ〜(笑)ビークルが終わった途端、そわそわ、セッティングにあらわれたイサムさんのツンツン針葉樹ヘアにすでに興奮状態に。客電が落ちてさらにヒートアップ!で、流れてきたSE。

ま、まさかあの曲を〜!

友達とピクシーズの時にやるんじゃないの?いやーでもピクシーズだからそれはないよーとかつねづね語り合ってましたが・・・・・
 彼らはチャレンジャーですね、まさかギャングオブフォーのカバー、To Hell With Poverty!やるなんて!
 たしかにこの巨大ミラーボールが吊された、この巨大クラブにこの曲はぴったり!皆踊れ!踊り狂え〜!と狂喜乱舞してキャーキャー騒いでしまいましたが、周りは意外に盛り上がってなかったご様子。モーサムファンはあまりいなかったか?でもね楽しかったけど、もっともっと変態オーラ全開でアッアッアッア〜と叫び散らして欲しかった、名古屋の時みたく、もっと観客をぽかんとさせてもらいたかったです。
 今日の御衣裳、タケイさんは黒シャツ?もちろん裾はパンツにイン、百々さん白シャツ、タタミしわくっきりの(笑)そして!イサムさん!またダウン着てるよ〜。しかしてそれは1曲目終わるところで脱いでましたが(笑)

 この巨大クラブハウスに流れる「同じことばっか言わせんな」の連打。けっこうしつこかったです。周辺からまちょっとくすくす笑いが・・・・・。自分はもうまたもやワクワクどんどん興奮して体の揺れが止まらない。このままハッピーアイスクリームに行って変態モードまっしぐら〜と思ったらなんと意表をついてGREEN & GOLDですか!?もうその意表のつき方がどうにもこうにもかっこよくてやられた〜!って感じだった。そして音が、こんなにおおきなハコでしかも前で聞いてるのにいいなあ〜と思った。ちょっとリキットにも似たキーンとしたクリアなくっきりした音。私の大好きな感じ、低音かもう少しアップすればもう言うことなし!って感じ(このへんまでは)
 そしてさすが!って思ったのは照明でした。GREEN & GOLDの時の黄緑の照明が凄くきれいだった〜。百々さんのシャツの白とのコントラストが本当にもう(嬉)ロッキンルーラ の時の赤のライトもかっこよかったし。なんかきれい過ぎてモーサムなんだけどモーサム?ってくらいだった。あ、それから今日は表情もくっきり!でした。大阪のクアトロはもう、とにかくライトがまぶしくて百々さんの表情が全然よく見えなかったからなあ・・・・・。
 今日のGREEN & GOLDは百々さんちょっとトコトコ歩きプレイでした(笑)

 そしてロッキンルーラへ。こんな大舞台でロッキンルーラ〜って頭に手をやって髪をかきならしながら腕を振り下ろす姿が・・・・・なんか神々しい〜ロック〜!しかしノリノリ過ぎる自分達の周りはやっぱりけっこう冷静?やっぱり今日は完全なるアウェイ状態なんだな〜。

 そしてペチカ。ん・・・・・ここで百々さん歌詞がちょっと飛んじゃいました・・・・。ちょっと思ってたけどなんかやっぱり緊張してるんじゃないのかな・・・・?表情が硬いちゃ硬いような気がなんとなくしたりして・・・・・。あとギターの調子も今ひとつなのか足元のエフェクターなどをしきりにきにしてる様子。ん〜なんとかならないのかな〜と見てるこちら側がはがゆくなる感じでした。最後のあのギターソロで来い来い来い!って思ったけど何時も程には来なかったかも・・・・・。あとこの辺で音に対しての不満が・・・まあ前で見てたからだろうけどボーカルがバシっと身体にぶつかってこなくて自分の頭の上を飛んでいってしまう感覚が・・・・。静かな曲になったから余計にそういうところが気になったりした。

 で、それをちょっと引きずりながらのHave you〜。だけどやっぱりあの最初のイサムさんが叫んでドラムが入るところは熱くなる。物凄く百々さんの表情が真剣で、あせりとか緊張感が感じられるんだけどその真剣さに心が打たれる感じ。最後のほうのギターソロのところの気合が凄くて、前のほうに出てきて身体を激しく動かしながら弾いてて、もう見てるこちら側はただただ固唾を呑んで見守るって言うのか・・・・(違うなあ・・・・見守るなんていうのはおこがましい)もうそれをそこでじっと見るしかないというのか・・・・とにかく百々さんの気迫に圧倒されました。

 
 Have you〜をやった後のさいごの曲がダミアンで、それで終わるのもまたちょっと意表突かれたけど、よし!これで最後まで突っ走ろう〜と思った。再び暴れモードに突入〜。うん、なんか色々あったけどやっぱり良いライブだったと思います。まるごとぶつかっていった感じがする。

1To Hell With Poverty!
2 GREEN & GOLD
3 ロッキンルーラ  
4 ペチカ 
5 Have you ever seen the Stars?
6 ダミアン

Pixies

 詳しいレポはid:e712sさんのところでお願いします(笑)モーサムが終わった途端どっと人が押し寄せてきて瞬く間に圧迫状態〜。あんまり私って痣とか出来ないほうなんだけど今日はばっちり腕と胸の下に痣が〜。はいそうです、今回最前で、キム姉さんの真前でピクシーズのライブを堪能しました。上京時の事前予習、ライブ盤聞きながら、よし!大暴れしちゃおう〜なんてうきうき考えてたんですけど甘かった。身体揺らすことなんて出来ないほどの圧迫、頭を振るのに精一杯、激しい曲で一気にどーんとこられた時にはさっき食べたシャノアールお汁粉が口から出るんじゃないかと心配になりました(汗)

 いや〜でもそんな状態の中でも物凄く楽しかった〜。後ろの姉さんがもうずっと大合唱だったけどまあそんなこともどうでもいいやってくらいに楽しかった。とにかくずーっと始終笑顔のキム姉さんがキュートで可愛かったなあ〜。あとタバコを燻らせながらのベースプレイも最高にかっこよかったです。ボーカルのフランシス・ブラックは相変わらずの巨漢さんでした。(フジではじめて見たときはびっくりした。)そのフランシスの歌い方も印象的だった、ちょっといったん後ろにさがってまた前に出てくるところや。
 途中でのギターのジョーイさんがドラムのステックでギターをかき鳴らし、弾き終わってポーンとドラムに投げたのもかっこよかったなあ〜。ひとつのマイクでのフランシスとジョーイのアイラブユーのささやきもキュンと来た。

 激しく物凄い迫力で攻めてくる演奏じゃないけれどやっぱり深みがあるんだよなあ〜。そして自分の好きな音なのだよなあ・・・・・。頭振りながらもときどき笑顔でうっとりしちゃったりして。

 本編終わってメンバーがステージから去らないうちにアンコールの拍手が起きてそのままやることに。キム姉さん、もう歌えないよ〜とゴホゴホジェスチャーしてたのがまた可愛かったです。

 はあ〜本当に良かった〜!フジで見たときも良かったけど今日はさらに堪能した。すごくハッピイな気分で会場を後にすることが出来ました。もし!もし!モーサムが出ることになってなかったら今回の来日ツアーは見なかったかも・・・・と思うと本当に見れてよかった!今から考えたらゼップもいけばよかったなあなんて思うほどです。