GRAPEVINE 「deracine」
今、一番多く聞いてるのがこのアルバムで、このアルバムと羅針盤ばかり聞いてて、これはもう殆ど毎日聞いていてスルメ状態になっている。あんまりしゃぶりすぎて味がなくなったら嫌だな…。
最初聴いた時は前作とかに比べてなんか地味っていうのか、あっさりしてるな、ふ〜ん…て感じだったのに何?この愛着感は。いや、今でもぼーっとしてるとスルスル流れていくアルバムなのに想いを寄せるとどんどん自分のある部分を侵食されてしまう。
統一製もあるのかないのか?シニカルな皮肉とおかしみと居たたまれなさと幸福と孤独といろんな物がごちゃまぜ。やっぱり田中君の詞にはまいりましたです。ああ…こんなに大袈裟に狂おしい曲なのにただのタバコのみの曲だなんて…。大袈裟すぎるKINGDOMそのしてやったりのバカバカしさが堪らない。
西川さん…あなたのギターうるさすぎ…。たまらんです…。あなたの音色がなくちゃやっぱりグレイプバインはグレイプバインじゃないのです。
こんなに付き合い長くてもちっとも飽きさせないのは何故だろう。ワンフレーズ、ワンフレーズを身につまされつつ日常が溶けていく。そして続いていく。
このリーバイスはブルー(笑)
最初、なんじゃこりゃ〜と思ったジャケットもこのごろなんかいい!と思えるから不思議だな・・・・。
- アーティスト: GRAPEVINE,田中和将,長田進
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/08/24
- メディア: CD
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