それこそ春に買ったのに今頃の読み終わりになってしまいました。しかし今こそバカ売れしてるみたいですね。小学館の宣伝が凄いなーと思ったり。
西加奈子の小説は「あおい」って小説を持っていて、でもまだそれは読んでないです、実は。「さくら」の帯に担当編集者が小説を読んで初めて泣いたって書いていて凄い勧め方だしあちこちで話題になってたし、高山なおみさんも泣いてたみたいだし、とにかく期待大で読み始めたのでした。しかし・・・・自分の周波数とはあわなかったみたいです、ご免。ちなみにアマゾンで感想をちょこっと読んだんだけど凄い良かったって人とまったく駄目だったと言う人となんか両極端なんだな。私は駄目だった人たちに限りなく近い感想しかもてなくてこういう小説をピュアに楽しめないのってなんだかな〜って思うけどまあ・・・それもしょうがない。なんだか設定だとか、人物とか稚拙な印象を抱いてしまったのでした。あとは自分のツボにかかせないいやらしい部分や不思議な部分、変な部分、ロマンチックな部分、どれもなかったような気がするんです。あとは出てくる人達どの人も好きになれないところかな・・・・特に兄ちゃんなんてなんの面白みもない人物だし、妹も大嫌いな感じだな〜。スイマセン・・・・。
でもこれからどんな風な作家になっていくのかはわからないので次作を期待してます。

- 作者: 西加奈子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/02/23
- メディア: 単行本
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